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【全日本】“鉄人”小橋が波に乗れない野村、青柳組に愛のムチ

11/21(水) 16:31配信

東スポWeb

 鉄人からのゲキに応えられるか。全日本プロレス暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」が行われた20日の宮城・仙台PIT大会に、元3冠ヘビー級&GHCヘビー級王者の小橋建太(51)が来場。かつて快挙を達成した思い出の地で、開幕3連敗と波に乗れないアジアタッグ王者の野村直矢(25)、青柳優馬(23)組に熱い言葉で奮起を促した。

 小橋にとって仙台は、1992年5月に同期の菊地毅とアジアタッグ王座を獲得し、94年4月にはチャンピオン・カーニバル公式戦で“不沈艦”スタン・ハンセンから初フォールを奪った忘れられない地だ。万感の思いを込めて語った。

「最強タッグは(秋山)準が社長になってから毎年、招待してくれるので見ています。僕らの時代とは変わって日本人が中心になったけど、やっぱりアジアタッグ王者の2人には期待している。自分の飛躍のキッカケになったベルトだし、青柳選手と野村選手はこれからの全日本を支える存在だと思うので」

 超がつくほどマジメと形容されるアジアタッグ王者組だが、その性格を認めた上で、今後の飛躍とリーグ戦での巻き返しに期待する。「俺自身もそうだったけど、他人に何と言われようが信じた道を貫けばいい。マジメも貫き通せば、ポーンと突き抜ける日が必ず訪れる。3連敗くらい何だよ!」と拳に力を込めた。

 アジアタッグ奪取とハンセン戦初勝利の際はまだラリアートは会得しておらず、ムーンサルトでフォールを奪った。96年から不沈艦に認められてラリアートをフィニッシュホールドとしてからは、一部の批判にも耳を貸さず、必殺技として貫き通して同技の代名詞となった。だからこその助言だ。

 この言葉を聞いた青柳は「最高のモチベーションになりますよ。ここから全勝して俺たちが優勝する。小橋さんに追い付いて追い越すためにも逆転優勝しかない」。輪をかけてマジメな野村も「憧れていた方ですから感激です。ここから巻き返してお気持ちに応えたい」と背筋を正した。

「公式戦がない時も、その日で一番の試合を心掛けろ」という鉄人のエールに応じるように、リーグ戦がなかった2人は第1試合で岡田佑介(25)、大森北斗(23)組を相手に全力ファイトを展開。最後は青柳が、17日にデビューしたばかりの大森北を仕留めた。

 鉄人に点火された王者コンビの逆襲が始まる。

最終更新:11/21(水) 16:31
東スポWeb

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