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慰安婦財団解散 被害者「時間かかったが良かった」

11/21(水) 15:43配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国政府が21日、旧日本軍の慰安婦問題を巡る2015年の韓日合意に基づき設立された慰安婦被害者支援のための「和解・癒やし財団」の解散を発表したことについて、被害者の金福童(キム・ボクドン)さんは「(時間がかかったが)願いを聞いてくれて良かった」と感想を語った。

 

 金さんのメッセージは市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」がソウルの日本大使館前で開いている慰安婦問題の解決を求める定例の「水曜集会」で、同団体の尹美香(ユン・ミヒャン)理事長が代読した。

 金さんは入院中のため、集会に出席できなかった。

 尹氏は「(財団の解散まで)時間があまりにもかかって残念だ」「安倍(首相)は謝罪し、賠償してほしい」と述べる金さんの音声を公開した。

 一方、正義記憶連帯は「財団解散の発表は2015年合意の無効宣言」として、「日本政府は合意により性奴隷問題が最終的・不可逆的に解決したという身勝手な主張を直ちにやめ、アジア太平洋地域の女性に苦痛を与えた犯罪の真相を明らかにし、認めなければならない」と求める声明を発表した。

 声明は「今回の(財団解散)措置で無効となった合意の履行うんぬんなどと言わず、謙虚な姿勢で日本軍性奴隷問題を正しく解決し、被害者の人権や名誉回復に乗り出さなければならない」と促した。

 尹氏は集会後、記者団に対し、財団解散について、「韓日関係を(合意が交わされた)2015年12月28日前に戻したことで、(被害者の)おばあさんたちが勝利したと思うが、日本政府の謝罪と賠償という正義の解決に向かう新しいスタートでもある」と評した。

最終更新:11/21(水) 15:43
聯合ニュース

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