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「日本語要件」よりも「優秀なエンジニア」 外国人IT人材獲得に企業があの手この手

11/21(水) 16:34配信

MBSニュース

日本で人材不足が深刻だといわれている分野の1つにITがあります。そこで、日本のIT企業は外国人のITエンジニアの採用に力を入れています。人材獲得もあの手この手で、日本語ができなくてもOK、新卒者でも年収600万円と好待遇でアピールします。ボーダーレス時代を迎えたIT業界。その現場を取材しました。

日本語の能力にはこだわっていられない

東京・赤坂に本社を置く『ワークスアプリケーションズ』。人事管理や財務会計など企業向けソフトウェア開発の大手です。技術力強化のため、多くの外国人エンジニアを採用していると聞いてやって来た辻憲太郎解説委員。オフィスの中に入るとさっそく…

Q.あちらの方は…
「あの2人はインド人。ロシア人も…」(ワークスアプリケーションズ・人事 清水英行さん)

去年だけで、約200人の外国人エンジニアを採用。海外の開発拠点を含めると外国人エンジニアの数は3000人以上、獲得競争は年々激化しているといいます。そんな中、優秀な技術者を確保するには日本語の能力にはこだわっていられないそうです。

「日本語がビジネスレベルの人はなかなか少ない。ということから日本語要件を外して採用しているので、外国人の優秀な方をたくさん採用できている」(ワークスアプリケーションズ・人事 清水英行さん)

しかし、日本で働く外国人エンジニアはコミュニケーションに不自由を感じていないのでしょうか。

Q.日本語は?
「日本語、ちょっと」(インド人エンジニア)
Q.同僚の日本人スタッフとは(コミュニケーション)問題はないですか?
「ほとんどの人が英語を話せると思います。もし言葉の問題で誰かとうまくコミュニケーションが取れない場合でも、大切な会議のときには日本人の同僚が助けてくれます。正式な会議でなければグーグル翻訳を使います」(インド人エンジニア)

アメリカでのビザ審査の厳格化は「チャンス」

今や、引く手あまたの外国人エンジニア。獲得には、なんといっても報酬が大きなポイントだといいます。

「新卒としては高い報酬を用意しています。ITエンジニアには600万円の年収を提供しています」(ワークスアプリケーションズ・人事 清水英行さん)
Q.600万円はかなり“引き”になる?
「もちろんです」

世界中から優秀なITエンジニアを獲得したい日本企業にとって、アメリカでのビザ審査の厳格化はやはり追い風となっているようです。

「トランプ政権になったことの影響で、そもそもアメリカに行くことがリスクと感じている方が多いんじゃないかなと」
Q.トランプのアメリカファーストは…
「チャンスです」

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最終更新:11/21(水) 16:34
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