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飲食店無断キャンセルに進む対策 年間被害額2000億円

11/21(水) 12:39配信

ホウドウキョク

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忘年会シーズン、お店側は、あの手この手で対策を練っている。

NTTコミュニケーションズは20日、12月1日から実証実験を開始する、AI(人工知能)を使った予約確認の連絡サービスを発表した。

こちらのサービスでは、飲食店などの予約確認の連絡をAIが自動でしてくれる。

キャンセルの場合や、予約確認の電話に出ない場合は、SNSなどにメッセージを自動送信。

大手予約サイトによると、1日数千コールにも及ぶという確認作業を無人化できるようになる。

飲食店向けに開発したこのサービス。

開発の背景にあるのは、損失額年間2000億円にのぼるといわれる、予約の無断キャンセル。

忘年会シーズンを前に、経産省などがキャンセル料金を請求する一定の指針を出すなど、問題化している。

消費者問題にくわしい大塚陵弁護士は「(無断キャンセルは)民事上の損害賠償請求ができる場合がある。旅行ではキャンセル料取るというのは、常識になっていると思いますが、飲食店は(無断)キャンセルしても、被害が生じてないだろうと思い込んでいる面があるかもしれないが、そういう認識が不足しているのではないか」と話した。

旅行業界では常識となっているキャンセル料を飲食業界でも。

その動きが加速し始めている。

コーヒーマフィアの荻原幸宏店長は「コース(予約)なので、料理は準備して、席も確保して待っていたが、食材とか無駄になるケースがありました。売り上げも上がらないので、結構痛い」と話した。

2017年、無断キャンセルされた経験がある「コーヒーマフィア」では、無断キャンセルがあった場合、保証金の支払いが受けられるという、保険型のサービスを導入している。

キャンセル料を3000円に設定しているこの店では、4人分の無断キャンセルが発生した2017年、1万2000円の保証金が支払われた。

株式会社favyの山口順也さんは「当日の無断キャンセルをした場合は、『3000円いただきますよ』という約束事を、お客さんと握った予約というのが、保証の対象になるという形」と話した。

グルメサイトを運営する「favy」が、お客さまと飲食店と保証サービスを運営する会社等を仲介。

集客支援のプランを年間契約している場合は、このサービスを無料で利用できる。

導入店舗は、月数百件単位で急成長。

これまでは、ウェブ予約が対象だったが、先週末から新たに電話予約に対してもサービスを拡大した。

株式会社favyの山口さんは「飲食店側も、お客さん選ばないといけないと思っている。当日、無断キャンセルしたら、お金を払わないといけないんだっていうような、ある程度のルールというか、マナーが浸透していけば、確実に減るだろうなと」と話した。

FNN

最終更新:11/21(水) 12:39
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