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日本のど真ん中「辰野町」売り込め PRへ作戦会議始動

11/24(土) 6:01配信

長野日報

 日本の中心に位置する町を全国へ売り込もうと、長野県辰野町が住民とともにPR戦略を考える「日本のど真ん中作戦会議」が22日夜、町役場で始まった。年内3回シリーズでアイデアをまとめ、具体的プロジェクトの実践へとつなげていく。幅広い世代の住民と町職員の約60人が参加し、さっそく物品やイベント、記念日の設定まで、自由な発想と視点でアイデアを出し合った。

 今秋放送されたNHKのテレビ番組で、日本の中心として手を上げた全国28市町村・地区の中から、辰野町が緯度、経度の平均値で「中心の中心」に認定。町は全国発信の好機として作戦会議を企画し、「『ど真ん中町』に改名します!」とユニークなふれ込みで住民へ参加を呼び掛けた。

 作戦会議は、グループ対話を軸にしたワークショップ方式で展開する。まずはアイデアを出し合い、2回目以降に実現可能性や達成年数などの仕分けを実施。プロジェクトを担う住民チームを結成し、PRの顔となるロゴデザインの選定や「ど真ん中部長」の任命などを進めていく。町は新年度の予算化も視野に入れて、事業検討していく。

 初回は、事前に「ミニ作戦会議」を開いて参加希望した辰野西小学校6年勇組の児童が「自分の町が日本のど真ん中だなんて、すごいこと。多くの人に知ってほしい」と結果報告で口火を切った。ど真ん中祭りの開催やゆるキャラの考案をはじめ、ご当地の食べ物で「真ん中があるドーナツ」「最も真ん中の最中」など、大人も驚く考えを次々と示した。

 続くワークショップでは、全員が付せんにアイデアを書いて張り出し、グループごと発表。▽「ど真ん中の日」を設けての温泉入浴や商品割引▽自転車のヒルクライムなどスポーツ大会の実施▽ど真ん中ソング・ど真ん中音頭の制作による音楽面での発信―といった提案があった。

 武居保男町長は「ど真ん中」と表記した新しい名札を胸に「子どもたちがムードをつくって大人も熱を感じ取り、にこやかに語り合う素晴らしいスタートが切れた。行政が思いつかないざん新なアイデアが、形になっていくのが楽しみ」と期待した。

 今後の作戦会議は29日と12月13日午後6時から、町役場で開く。途中からの参加も歓迎。問い合わせは町まちづくり政策課(電話0266・41・1111)へ。

最終更新:11/24(土) 6:01
長野日報

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