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「もう一つの脳」を作る。イスラエルの天才技術者が開発中のすごいモノ

11/25(日) 17:00配信

FNN PRIME

インテルに1.7兆円で会社を売却

「12月の終わりにキックスターターに出すつもりなんだけど...」

いたずら好きな子供のような笑みを浮かべて、開発中のデバイスを見せてくれたアムノン・シャシュア(Amnon ShaShua)。

【写真】エルサレムの開発オフィスを写真で見る

フォルクスワーゲン、BMW、日産など数多くの自動車メーカーと協業し、完全自動運転を実現するカメラ等の技術開発を行うモービルアイ(Mobileye)の共同創業者である。

FNN.jp編集部は去る11月上旬、IT先進国イスラエルを訪問し、インタビューの機会を得た。

Tシャツの襟にクリッピングされた小さなカメラが開発中の新デバイス。来月にクラウドファンディングのキックスターター(kickstarter)を利用して製品化予定だと言う。

新デバイスは1秒毎に目の前の人の顔を認識、会話の音声も記録し、スマートフォン上でログを管理。また、会話の内容を把握して、たとえば「明日ランチに行こう」というやり取りがあれば、そのToDoリストを自動的に作成する。

いつも一緒にいるAI

シャシュア氏はモービルアイだけでなく、2010年にはOrCam Technologies(オーカム テクノロジーズ)を創業。

目の不自由な方向けに、視覚情報を音声で読み上げる小型カメラ「OrCam My Eye(オーカム マイアイ)」を世界30カ国、20言語で展開している。

オーカムの社員が実際にデモを見せてくれた。メガネに取り付けた小型カメラがドキュメントの内容を瞬時に読み取り、音声で読み上げる。

このMy Eyeと開発中の新デバイスに共通するコンセプト、それは「いつもAIを人と同伴」させ、人間の外部に「もうひとつの脳」を作ることだ。

シャシュア氏のAIに関するビジョンとは、どのようなものだろうか?

「今日のAIは narrow AI(狭いAI)であり、たとえばチェスや碁をプレイするなど、限られた領域に特化している。我々が作りたいのはbroad AI 、いわゆるAGI = Artificial General Intelligence(汎用AI)である。」

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最終更新:11/25(日) 17:00
FNN PRIME

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