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北朝鮮シングルマザーに本音を聞く(2)「娘は韓流スターの隠れファンです」「死ぬまでに飛行機に乗って日本に行ってみたい」

11/26(月) 15:45配信 有料

アジアプレス・ネットワーク

北朝鮮シングルマザーに本音を聞く(2)「娘は韓流スターの隠れファンです」「死ぬまでに飛行機に乗って日本に行ってみたい」

(参考写真)公設市場で商売に成功した人の中には、金さんのように月に5万円も稼ぐ人もいる。写真は2013年8月、北部の恵山市場。撮影「ミンドゥルレ」(アジアプレス)

北部地域に住む40代のシングルマザー・金ミオクさん(仮名)のロングインタビュー二回目。娘を育てながら懸命に働く金さんの日常、夢、為政者への思いをシリーズで紹介する。(石丸次郎/カン・ジウォン)

◆どんどん悪くなる電気事情
――最近、電気事情はどうですか?
金 来ませんよ。電気なしの暮らしです。時には夜明け2時に頃に来ることもありますが、皆寝ている深夜に電気送ってどうしろというのでしょうね。

――電気は一日平均何時間くらい来ますか?
金 国の電気は幹部らの家には1日8時間来る所もありますが、一般世帯には1~2時間程度。毎日ぴったり決まっているわけじゃないから。

――水道の状況は?
金 川の水を汲んで飲む人もいます。冬は、平屋は水道管が凍って(出ない)けれど、アパートは水道が出ます。

――アパートの5階以上でも水は出ますか?
金 いえ、5階以上は出ませんよ。1階まで降りて来て水を汲んでいくしかないです。水圧が弱くて。
注 北朝鮮では2017末から全国の多くの都市で、住民に対する電気供給がほぼ完全に止まる「絶電状態」に陥った。エネルギーを工場や権力機関に集中させたためである。ところが7月末になって突然一日10時間程度電気が供給され始め、住民たちを喜ばせた。しかし、金正恩氏肝いりの三池淵観光特区建設に集中させるため、11月初めから金さんのくらす北部地域は電気が止められた。11月26日時点で、「電気供給は1秒もない」とのことである。電力難でポンプが動かせず3階以上では水が出ないことが多い。 本文:3,164文字 写真:1枚

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