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【中国トンデモ事件簿】ネットアイドルがふざけて国歌を歌い身柄拘束 “愛国”トラブル続々

11/26(月) 7:12配信

FNN PRIME

中国のネット上で、“愛国”を巡る様々なトラブルが炎上している。ネットアイドルがふざけて国歌を歌い身柄拘束されたり、愛国心を批判して大学入学取り消されるなど、社会的に非難を受けるだけでなく大きな代償を払わされるケースも少なくない。中国の愛国事情を考える。

【画像】ふざけて国歌を歌って拘束されたアイドル

「国歌法」に違反したとして5日間身柄拘束

10月、20歳の女性ネットアイドルが、ネットの生動画配信中に中国の国歌をふざけたような態度で歌って批判が殺到した。彼女は短編動画共有アプリTikTokで4400万人ものフォロワーを持つ中国の超人気ネットアイドルだ。動画配信で、腕を振りながら国歌の最初の部分「立ち上がれ奴隷になりたくない人達よ」を口ずさんだところ、ネット上で批判の声が上がり、警察が捜査に乗り出した。女性は、「愚かだった」などとおわびの文章を出したが、国歌を侮辱し「国歌法」に違反したとして5日間身柄拘束された。

内モンゴル自治区の男性も、去年11月、動画配信で国歌をふざけた姿と歌い方で歌い、1年後の今年10月に警察に通報され、15日間身柄拘束された。男性は「ファンを増やしたいと思った」と話している。また、サッカー中国リーグで、プラジル人選手が試合前の国歌斉唱の際、下を向き顔をさすったことについて、中国サッカー協会が「無礼で社会に悪影響を与えた」として1試合出場停止処分を課した。

去年10月に施行された国歌法は、国歌を替え歌で歌ったり、侮辱するような行為を処罰する法律だ。

中国国旗をゴミ袋にしたら・・・

同じく10月。SNSに1枚の写真が投稿された。高速道路脇に置かれた赤色のごみ袋だが、よく見ると、中国国旗が描かれていた。間の悪いことに、見つかったのは、建国を祝う10/1の国慶節に伴う大型連休期間中だった。清掃員は、集めたごみを入れる袋がなかったため、ごみの中にあった古い国旗を袋にしたことが分かったが、これまで教育を受けた機会が少なく、国旗を適正に扱うように定める法律も知らなかったという。清掃員は、地元当局から厳しく注意を受け担当を外された。悪意はなかったものの、SNSでは、「無知にもほどがある」など批判の声が殺到した。当局は、愛国主義教育や法律などの教育宣伝を強化することを決めた。

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最終更新:11/26(月) 10:14
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