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住民投票の結果、兵庫県篠山市が「丹波篠山」市に変わることに…一体なぜ?今後の見通しは?

2018/11/27(火) 7:01配信

選挙ドットコム

11月18日、兵庫県篠山(ささやま)市で市名を「丹波篠山(たんばささやま)市」に変更することの是非を問う住民投票が行われました。
市名変更を推進する立場の酒井隆明市長は、3期目の任期途中で辞職し、この住民投票と同日に行われた出直し市長選挙に立候補。結果は住民投票が市名変更「賛成」が多数、酒井市長は新人候補者を退けて4期目の当選を果たし、「丹波篠山市」への市名変更は既定路線となりました。
今回はこの住民投票が実施されることになった背景や、今後の見通しについて情報を整理しながら解説します。

なぜ市名変更なのか―「丹波ブランド」の確立を目指して

旧国名の「丹波国」は、現在の京都府中部と兵庫県北東部にまたがる地域からなっていました。
おせち料理などで多用される黒豆の品種「丹波黒」や、大粒で有名な「丹波栗」など多様な農産物で古くから隣接する京を支えた歴史に裏付けられている「丹波」の知名度を元に、「丹波ブランド」を地域振興に活かそうという取り組みは、該当する福知山市、綾部市、亀岡市、南丹市、京丹波町(以上京都府)、篠山市、丹波市(以上兵庫県)の7市町により組織された「大丹波連携推進協議会」により推進されています。
その中でも「丹波篠山」という地名は古典落語や漫画にも登場し、「美味しいものがたくさんある、そう遠くない田舎」というイメージで捉えられてきました。例えば藤子・F・不二雄のマンガ「21エモン」では主要登場人物の一人、「モンガー」はヘッコロダニ星雲タンバ星系ササヤマ星の出身と設定されており、中心都市から離れた場所として「丹波篠山」のイメージを引用しています。
篠山市は1999年に合併により、2004年に隣接する6町が合併して「丹波市」が誕生したことにより、「丹波ブランド」のイメージが丹波市に集中してしまう懸念が生じました。これをきっかけに、「丹波篠山」のブランドを確固としたものにするため、これまで市の中心の篠山口駅や丹南篠山口インターチェンジの名前を「丹波篠山」に変更する要望をしてきましたが、予算の関係で実現できませんでした。その後、思い切って市の名前を変更してしまおう、という意見が市議会で出始めます。(ちなみに、市名変更の提案を市議会で最も多く取り上げていたのが今回の市長選挙に立候補した奥土居帥心氏でした。)

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最終更新:2018/12/11(火) 15:01
選挙ドットコム

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