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ペットボトルで心肺蘇生訓練 成田空港観光ボランティアが訓練 成田空港

11/27(火) 11:11配信

千葉日報オンライン

 2020年東京五輪・パラリンピックはじめ今後開催される大規模スポーツイベントで訪日外国人の増加が見込まれる中、成田空港で26日、空港を拠点に活動する観光ボランティアに向けた「CPRトレーニングボトル救命講習会」が行われた。ペットボトルの空き容器を心停止した人の胸に見立てて行うCPR(心肺蘇生)訓練で、参加者は全国どこでも手に入れることができるペットボトルを使って救命法を学んだ。

 この訓練法は、一般社団法人ファストエイドが、CPR時に心停止した人の胸を押す力が空のペットボトルを押す力とほとんど同じことに着目して開発。ペットボトル、訓練用簡易シート、ペットボトルラベル、レクチャー動画の訓練キットを用い、2人一組で訓練を開始。

 まずは中身を飲みきった空のボトルのふたを閉め、心停止した人を表すシートを広げ、人型になっている胸の部分の上にセット。1人がボトルを動かないように押さえ、もう1人が動画を見ながら曲のリズムに合わせて2分間の心臓マッサージを実施。その後、役割を交代して2分間、マッサージを行った。

 同法人によると、胸の真ん中にある胸骨を垂直に圧迫し、その速さは1分間に100~120回、深さが約50~60ミリ程度で、圧迫の解除を毎回しっかり行うこと、圧迫と減圧の時間の比率が等間隔であること、疲れた時は交代を素早く行い、胸骨圧迫をなるべく止めないことが重要という。

 訓練に参加した観光ボランティアガイドの中山祐子さん(62)は「かなり力が要る。実際に人間の体となると違和感があると思うが、訓練はやっておいた方が良い。ペットボトルというのは画期的ですね」と話していた。

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