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執行猶予の薬剤師、また薬盗み逮捕 勤務先の薬局から劇薬

11/27(火) 21:30配信

カナロコ by 神奈川新聞

 勤務先の薬局から劇薬を盗んだとして、県警捜査3課と厚木署は27日、窃盗の疑いで、海老名市河原口3丁目、薬剤師の男(34)を逮捕した。この薬局では向精神薬など68種約2万8千点(薬価約300万円相当)の医薬品が紛失しており、県警が同容疑者の関与の有無を調べている。

 同容疑者は昨年5月、当時勤務していた茅ケ崎市立病院から転売目的で医薬品を着服したとして、業務上横領罪で起訴され、同12月に執行猶予付き判決が確定した。同病院は懲戒免職処分となったが、今年2月から薬剤師資格の業務停止処分を受けた今月まで、別の薬局に勤務していた。

 逮捕容疑は2月13日~4月27日ごろ、厚木市中町1丁目の薬局で、劇薬のイミグラン1箱(12錠、仕入れ価格約9千円)を盗んだ、としている。「盗んでいない」と容疑を否認している。

 同課によると、9月4日に厚木保健福祉事務所が検査に入り、医薬品の紛失が発覚。相談を受けた県警の捜査で、同容疑者がなくなった劇薬を都内の買い取り業者に送付していたことが判明したという。

 薬剤師法は、薬剤師が罰金以上の刑を受けた場合などの処分を規定。厚生労働省によると、免許権者の厚労相が、年に2回程度開催される医道審議会の意見を受けて処分を科す。有罪判決が確定した同容疑者は、今月16日に2年間の業務停止処分を受けた。

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