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トランプ政権、薬価抑制で一部医薬品をメディケア対象外とする提案

11/27(火) 12:47配信

Bloomberg

米トランプ政権が薬価引き下げで保険会社の交渉力を高めようとする中、価格を引き上げる医薬品メーカーの一部製品が高齢者・障害者向け医療保険(メディケア)の対象から外れるリスクが出てきた。

米厚生省のメディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)は26日、メディケアでコストがカバーされるため医薬品メーカーに有利となっていた6種類の医薬品カテゴリーに例外を設ける案を提示した。これらにはがんやうつ病、抗エイズウイルス(HIV)治療薬が含まれる。提案内容は来年4月上旬に最終決定の予定。

CMSのトップ、シーマ・バーマ氏はブルームバーグとのインタビューで、医薬品メーカーが価格を約1年にわたって消費者物価指数の上昇率以上に引き上げた場合、一部製品を保険対象から外す可能性があると説明した。それにより10年で6億9200万ドル(約783億円)節約できるという。「受益者が必要な医薬品を手の届く価格で得られることを確実にしたい」と同氏は語った。

既に存在する医薬品を改良した製品は適用対象から外れるほか、一段と高い医薬品の前に安い製品を患者に試させることを保険会社に可能とさせる措置も提案内容に含まれる。アザール厚生長官は発表文で、「トランプ大統領はメディケアにより厳しい交渉を持ち込み、患者向けには医薬品コストを引き下げる公約を守ろうとしている」と述べた。

バーマ、アザール両氏はブログで、メディケア対象の医薬品は対象外となることで20-30%の値引きが得られるが、メディケアが薬価を負担するプログラムの一つ「パートD」ではこの割合が平均6%にとどまるとし、大日本住友製薬の抗精神病薬「ラツーダ」の場合、メディケアの費用が2013年から17年まで毎年19%近く増えたと指摘した。

原題:Trump Threatens to Pull Protections for Some Medicare Drugs (1)(抜粋)

Anna Edney

最終更新:11/27(火) 12:47
Bloomberg

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