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ピアニスト / 編曲家の岡城千歳、坂本龍一トリビュート・アルバム第3弾をリリース

11/28(水) 15:11配信

CDジャーナル

ピアニスト / 編曲家の岡城千歳、坂本龍一トリビュート・アルバム第3弾をリリース

ピアニスト / 編曲家の岡城千歳、坂本龍一トリビュート・アルバム第3弾をリリース

 これまでに『坂本龍一ピアノワークス1&2』『チャイコフスキー「悲愴」交響曲ピアノ編曲』『マーラー「巨人」交響曲ピアノソロ編曲』『ビートルズピアノトランスクリプション』などの話題作を発表してきたピアニスト / 編曲家 / 音楽プロデューサーの岡城千歳が、ピアニストとして15年ぶりとなる復帰作『坂本龍一ピアノワークス3、トリビュートアルバム In Appreciation & Admiration』(KKC-4149 オープン価格)を11月20日(火)にリリース。岡城による公式トレイラー映像がYouTubeで公開されたほか、岡城自身による坂本龍一との出会いのきっかけも交えたコメントも公開されています。

 本作は、岡城がこれまでにリリースしてきた『坂本龍一ピアノワークス1&2』に続くシリーズ第3弾となるもの。岡城自ら坂本本人に企画を説明、許諾を得たうえで独自のアプローチで編曲・演奏しています。3曲目を除き、2004年に長野県文化会館ホクトホールでのライヴ音源を収録しており、岡城の自主レーベル“Château”(輸入・販売はキングインターナショナル)からのリリースです。

 アルバムのメインは、4曲目に収録されている「ブリッジ」。2003年より充電期間に入っていた岡城をことあるごとに勇気づけたという作品で、“山本耀司1995年秋冬プレタポルテのパリ・コレクションショー”のために坂本が作曲した、30分もの長さのピアノ曲の大作です。3曲目には、今回のアルバムのために岡城が「ブリッジ」をモチーフに新制作し、坂本へ献呈した「坂本龍一へのオマージュ、グレイテスト・アーティスト」を収録しています。そのほか、サントリーオールドのCMソング「Dear Liz」や、1990年に公開された映画『シェルタリング・スカイ』のオリジナル・サウンドトラックに収録されていた「Loneliness」、ゲーム機ドリームキャストのゲーム『L.O.L.(LACK OF LOVE)』で坂本が楽曲提供した「Dream」など、坂本のさまざまな作品からセレクトされた全9曲を収めています。アルバムのマスタリングでは、坂本に全曲聴いてもらったうえで直接アドバイスをもらいながら作業を進めるなど、拘りのある仕上がりです。

 岡城は「新譜CDに入っているライブ録音の〈ブリッジ〉は実は日本初演時のものです。私にとっての〈ブリッジ〉は涙。活動休止中に聴いていた、つらい時に私を救ってくれた曲。だから彼へのオマージュの新曲も創って、トリビュートアルバムにして復帰したかった」と本作への思いを語り、坂本は本作のライナーノーツで「自分の音楽が違う衣装を着て、別な表情でぼくの前に現れたので、とても新鮮でした」と推薦コメントを寄せています。なお、この坂本の推薦コメントは、坂本以外の演奏スタイルを作曲家自ら公式に承認したものとして、初出となります。

最終更新:11/28(水) 15:11
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