ここから本文です

「ジュエリーアイス」商標登録 豊頃町「自由に使って」 企業の独占予防

11/29(木) 6:04配信

北海道新聞

冬の大津海岸に漂着する透明な氷塊

 【豊頃】十勝管内豊頃町の大津海岸に冬期間漂着する「ジュエリーアイス」が商標登録された。町が特許庁に出願していたもので、担当者は「ジュエリーアイスの呼称をなるべく自由に使ってもらい、多くの人に名前が広まれば」と知名度の拡大につなげたい考え。

【動画】海岸で鑑賞 ジュエリーアイスツアー

12年に命名 観光パンフレットなどで活用

 商標は「氷の宝石 Jewelry Ice ジュエリーアイス」で、登録は16日付。町が2017年4月に出願したところ、十勝管内の菓子製造会社3社が先に出願していたことなどから、同年10月に登録を認めない「拒絶」とされた。町は同年12月に「以前から観光PRで積極的に使用し、先願権もある」などとした意見書を特許庁に提出。今年10月に審査合格に当たる「登録査定」を受け、正式に登録手続きを進めていた。

 ジュエリーアイスは、冬の大津海岸に漂着する透明な氷塊。豊頃町出身で帯広の英語学校校長浦島久さん(65)が12年に命名し、町も観光パンフレットなどでこの名を活用してきた。太陽の光を浴びて美しく輝くことから近年、国内外で注目度が高まっている。

「自由に名前が使えるようになって良かった」

 町の担当者は「せっかく根付いた名前が特定の企業などに独占されるのを予防するために出願した」。浦島さんは「自由に名前が使えるようになって良かった。多くの人にジュエリーアイスを盛り上げてほしい」と話す。(米林千晴)

最終更新:11/29(木) 6:04
北海道新聞

あなたにおすすめの記事