ここから本文です

がん治療・美容整形のネット広告、大手事業者がルール厳格化へ 違法のおそれに対応

11/30(金) 9:02配信

BuzzFeed Japan

法的に問題がある医療広告がネットに蔓延している問題で、Yahoo! JAPANがルールを厳格化する方針を固めた。BuzzFeed Japan Medicalの取材に明らかにした。

医療法の改正後も、厚生労働省が定めた医療広告ガイドラインが遵守されない状況が続いていることをBuzzFeed Japan Medicalが報道。取材を通じて、ヤフーに違法状況を指摘していた。【BuzzFeed Japan Medical / 朽木誠一郎】

検索大手二社に取材

BuzzFeed Japan Medicalは医療法改正後にネット広告の状況が改善されたか、検索サービス大手のYahoo! JAPANとGoogleを調査した。

二社は改正医療法で規制の対象になるバナー広告やリスティング広告などを提供。検索結果には違反とみられる広告が並んでいた。

ガイドラインでは、公的医療保険が適用されない医療(自由診療)のネット広告には、その旨や標準的な費用を記載するように求めている。

しかし、改正医療法の施行後も、それらの記載のない広告が両社の検索結果の画面に並んでいた。

厚労省は「医療法関係法令に違反する可能性」

今回の問題は、6月1日に改正医療法が施行されたことに端を発する。ネット上のバナー広告(リスティング広告を含む)については、法改正前まで「リンク先のウェブサイトと一体的に取り扱う」こととされていた。

つまり、記載はバナー広告かリンク先のウェブサイトのどちらかにあればよかった。

しかし、改正医療法の施行により、それぞれを医療広告とみなすこととなった。この場合、バナー広告自体にも前述の記載が必要になると判断できるが、同ガイドラインにそう明記はされていない。

そこで「どちらかに記載があればよい」という運用を続行する事業者や広告主もあった。結果として、がん治療や美容整形に関する広告に、違法のおそれのあるものが多く並んでいた。

このような現状について、厚労省は取材に対して「公的医療保険が適用されない旨」「標準的な費用」の記載がないバナー広告は「医療法関係法令に違反する可能性があります」との見解を示した。

1/2ページ

最終更新:11/30(金) 9:03
BuzzFeed Japan

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ