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合葬式墓地が完成 市民の関心高く 諏訪市

11/30(金) 6:07配信

長野日報

 長野県諏訪市が市営角間新田墓地内で建設工事を進めていた合葬式墓地が完成した。遺骨を共同で納める墓地で、高齢になったり、後継ぎがいなかったりして墓の維持管理が難しくなるなど合葬式の希望者が増えていることに対応する。市生活環境課によると、市民からの問い合わせも多く、関心の高さがうかがえる。来年2月20日に市民向け説明会を行う。4月1日から募集を始め、申請手続きが済み次第、利用できる。

 鉄筋コンクリート造りの平屋で、地下納骨室(カロート)を含めた延べ床面積は約40平方メートル。骨つぼを棚に並べて15年保管する「個別埋蔵」で400体、遺骨を分けずに地下納骨室に納める「共同埋蔵」で1000体を受け入れる。使用料は近隣を参考に個別埋蔵は15年で1人15万円、共同埋蔵は1人5万円に設定する。個別埋葬は15年経過後、地下納骨室に埋葬する。

 対象は市内に本籍または住民票がある人。生前に申し込むことができる。総事業費は約3900万円。

 市が2015年に無作為抽出した50~79歳の市民500人に実施した合葬式墓地に関するアンケートでは、将来的な墓地管理に何らかの不安のある人が約7割に達した。合葬式墓地が必要と答えた人も59%に上った。岡谷市や茅野市、下諏訪町などで合葬式墓地の設置が進んでいることも踏まえて整備した。

 市生活環境課には「いつから募集を開始するのか」といった問い合わせがこれまでに数十件寄せられているといい、「お墓の維持管理が大変になっている人が関心を持っているのでは」としている。

 2月20日の説明会は午後2時と同7時の2回、市文化センターで開く。

 市は開会中の市議会12月定例会に、合葬式墓地の使用料などを定める市墓地条例の改正案を提出している。

最終更新:11/30(金) 6:07
長野日報

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