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【特集】障害のある子に「相次ぐ虐待」…『放課後等デイサービス』に“利潤追求”のずさんな業者が急増、その実態とは?

11/30(金) 9:40配信

関西テレビ

■事業者が急増する「放課後等デイサービス」の実態を取材

障害のある子どものための施設で相次ぐ、職員による虐待…取材を進めると、利益率の高さも相まって事業者が急増し、行政のチェックが行き届いていない実態が、見えてきました。

ここは、障害のある子供たちが学校の授業を終えた後に通う「放課後等デイサービス」。「自立」や「居場所づくり」を目的とした福祉施設です。

【職員】
「おかえり~~」

京都市のこの施設では、知的障害や発達障害がある小学生から高校生までの子供たちが、放課後の時間を過ごしています。

【そらいろチルドレン 坂口聡代表】
「学校でしんどいことがあったり悲しいことがあったりあると思うけど、ランドセルと一緒に心の荷物もおろしてもらって、のびのびと健やかに過ごす場所かなって。需要はずっと増えていますね」


ニーズが高まっているという「子どもたちの大切な居場所」。しかし今年、京都市の別の放課後等デイサービスであってはならないことが、起きてしまいました。

職員による「虐待」です。

■「子供への虐待」に「不正受給問題」も…問われる事業者の「質」

ことし春、放課後等デイサービスを提供していた「くるみの森 山科3号店」で女性マネージャーが自閉症のある12歳の男の子の頭を叩いていたことが発覚したのです。

【女性マネージャー】
「叩いてしまったことは事実ですので、それに対して反省しています」

保護者説明会では、虐待の証拠とされる映像も流されました。

【女性マネージャー】
「わがまま!」「なんやお前は!」
【男の子】
「ギャーーー」

被害を受けた男の子の母親は、今も、苦しみ続けています。

【被害児童の母親】
「しゃべれないのをいいことに虐待とかしてんたんじゃないかって怒りがこみあげてくるというか。本当に(動画を)思い出すだけでつらくなります」

「くるみの森」では、虐待の他にも、常勤が必要な職員を配置せず、京都市からの給付金、約1000万円を不正受給していたことも発覚し、京都市から指定を取り消されました。

施設の元職員は、女性マネージャーによる虐待の様子を目撃したことがあるといいます。

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最終更新:11/30(金) 9:40
関西テレビ

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