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ヘルパーさんに、草むしりやペットの世話をしてもらうためのルールが明確化

11/30(金) 12:20配信

ファイナンシャルフィールド

平成30年9月28日、厚生労働省から、事業者が介護保険サービスと保険外サービスを組み合わせて提供する場合の取扱いについて通知が出されました。

この通知は訪問介護事業者や通所介護事業者側のルールを整理したものですが、利用者にも関係がありますので主なポイントを解説します。

ヘルパーさんに頼めること、頼めないこと

ホームヘルパーは、自宅を訪問し、食事・入浴・排せつなどの「身体介護」や調理、掃除などの「生活援助」を行います。

また、通院などを目的とした乗降介助も行います。

本人の自立支援と重度化防止のためにサービスを提供しますので、本人以外の家族の食事を作ったり、日常生活の援助の範囲を超える支援をしたりすることを頼むことはできません。

例えば、本人以外の家族のための洗濯や掃除、ペットの世話、草むしり・花の手入れ、来客の応対、大掃除や屋根の修理などの日常的な家事の範囲を超えるもの、洗車などは介護保険サービスの対象外です。

ホームヘルパーはお手伝いや家政婦ではありません。このことを利用者や家族は十分理解しましょう。

訪問介護におけるルール

事業者は、ペットの世話や草むしりなどの保険外のサービスを介護保険サービスと組み合わせて提供する場合として、両者を明確に区別するため「訪問介護の前後に連続して保険外サービスを提供する場合」と「いったん訪問介護を中断して保険外サービスの提供、その後に訪問介護を提供する場合」の2つがあります。

一方、介護保険サービスと保険外サービスを同時一体的に利用することはできません。

例えば、本人分と同居家族分の料理を同時に調理することなどです。

なぜなら、両サービスを区別することが困難だからです。

保険外サービスは、訪問介護事業者と利用者の契約で利用できます。

必ずしもケアマネジャーを通す必要はありません。

ケアプラン(週間サービス計画表)に記載するかどうかは、必要に応じて行います。

通知では、訪問介護事業者は重要事項について文書で説明をして利用者の同意を得ること、その上で契約の締結前後にケアマネジャーに報告することなどが明記されました。

費用については、介護保険で事業者に支払われる額と同水準とすることが望ましいとされていますが、文書で丁寧に説明し同意を得られれば別料金の設定も可能となっています。

ただし、指名料や繁忙期の時間指定料を徴収することは認められていません。

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