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【FUKI インタビュー】心がゆっくりと温まるラブソングの決定盤

11/30(金) 10:02配信

OKMusic

“LOVE=LIFE”だと語るFUKIのニューアルバム『IN LOVE』は「キミじゃなきゃ」などの代表曲も聴けるラブソングの決定盤! 変化していく恋愛観や改めて気付いた自分の原点など、じっくりと話してもらった。

FUKI インタビューのその他の写真

──1年振りのオリジナルアルバム『IN LOVE』は、これまでの代表曲も収録された豪華な内容になりましたね。

はい。1stアルバム『LOVE DIARY』では“好き”“会いたい”という素直な恋愛観を歌い、2ndアルバム『LIFE DIARY』ではその気持ちの奥深くにある気持ちや“好き”という気持ちの裏側にあるような感情を歌ったんです。そこで改めて気付いたのが、私にとっては“LOVE=LIFE”ということ。だからこそ、この3rdアルバムではその2枚を上手く掛け合わせたような、私の恋愛観が反映されたFUKIの決定盤でもあり、総集編とも言える一枚になりました。

──今作にも1stアルバムにも収録されている「キミじゃなきゃ」は、リリースされて数年後にAbemaTVの『私の年下王子さま』のタイアップが付くという珍しいパターンですね。

私もびっくりしました。でも、それと同時に私の曲をちゃんと聴いてくれている人がいたことを実感したんです。テーマ曲にも「ホンモノの恋、はじめませんか?」が起用されて、さらに驚きました。この2曲は私にとって原点とも言えるラブソングなので。曲作りを重ねているとどんどん違うことをやりたくなるんですが、初心を忘れずにもっとこういった曲を作ってみようと思いました。それでできたのが「あと少しだけ」なんです。

──ある意味、続編のような曲ととらえられますよね。

そう楽しんでもらえると嬉しいです。それに、この曲ができた時に誰かのストーリーにはまるような曲をもっと作りたいと思いました。機会があれば、映画やドラマの主人公の気持ちになって曲を書き下ろしてみたいですね。

──今作ではサウンド面でのチャレンジが多かったように感じましたが。

「サヨナラ、あいしてる。」は傳田真央さんと楽曲を制作させていただきました。実は私、女性の方と一緒に曲を作ったことがなかったので、すごく楽しみだったんです。曲作りの段階から“もっとこうしたほうが面白いのでは?”というディスカッションをたくさんした上で作り上げたので、とても刺激になったし、満足できる曲になりました。

──歌詞は傳田真央さんが書かれていますが、ものすごくFUKIちゃんを想像しやすい物語ですよね。

そうなんです! 真央さんはSNSで疲れている女子たちに“こんなふうに受け止めればいいんだよ”というメッセージを手紙のような感じで書いてくれたんですけど、“FUKIちゃんを想像しながら書いたよ”と言ってくれて。そんな曲を私が歌えることはもちろん、“聴いてくれるみなさんに、私が伝えるんだ!”と思うと嬉しくて。あと、レコーディングに真央さんが来てくれて、言葉でアドバイスをするのではなく、実際に歌って教えてくれたのは本当に勉強になりました。

──他の人から歌詞を提供してもらうことで改めて思ったのはどんなことでしたか?

私は基本的に自分が経験したことや感じたことを歌詞に書きますが、以前のように感情に任せて書くようなことは減ってきたんです。それは年齢的な落ち着きもあると思うんですよね。とはいえ、感情を抑えずに書いたほうがいい歌詞ができるし、自分自身も気持ちが良いし、歌っていて楽しいんですよ。なので、これからはもっと自分の感情を素直に書いてみようと思いました。

──その感情の落ち着きもすごく大事なことなんですけどね。

そうですよね(笑)。自分自身の恋愛でキュンキュンしたり、悲しくなったり、嫉妬に狂ったり、ムカついたり…そういったジェットコースターみたいな感情って、一時のことで持続的にはないじゃないですか。あっても困ると思うし(笑)。

──そうですね(笑)。どんどん寛容になるし、恋愛よりも大事なものを見つけるとそこまで体力を使わなくなりますからね。

それも成長だし、そこから芽生える恋愛もあると思うから、生まれる歌詞や言葉も変わってくるのかなって。

──それはそれですごく共感する人は多いと思いますよ。あと、クリス・ハートさんの「I LOVE YOU」のカバーもすごく新鮮でした。

この曲って、すごく難しいんですよ…。どんな気持ちで“I LOVE YOU”を繰り返したらいいのかも分からなくて、ものすごく考えながら歌いました。原曲を歌うクリス・ハートさんは男性なので、女性が歌うとまた違う魅力があるって感じてもらえたら嬉しいですね。

──「思い出になる前に-Silent Starry Night-」はFUKIちゃんが学生にインタビューをして作った曲でしたよね。

はい。学生さんたちと恋バナをしたり、どんな時に恋愛ソングを聴くのかなどをヒアリングして、それを歌詞に落とし込んだんです。私自身、普段はあまり話すタイプではないので、すごくいいインプットになりました。

──夏のイメージが強いFUKIちゃんだけど、冬に聴きたくなる温かくてやさしいアルバムになりましたね。

ありがとうございます。私、夏以外は基本あまり好きじゃないんですが、街がクリスマス一色になる12月は大好きなんです。でも、夏とは違ってどこか切なさも感じますよね。そんな時にこのアルバムを聴いてほしい…大切な人の存在に改めて気付いて“ありがとう”って思えるような曲が詰まっているので、ぜひこの曲たちと一緒に過ごしてもらえたら嬉しいですね。

──さて、2019年ですが、どんな年にしたいですか?

私、お母さんのことが大好きすぎて、ほぼ家にいるんですよ(笑)。10代後半から20代前半まではお互いあまり干渉していなかったんですが、今になって母親の大切さが分かったんです。なので、来年はもっと親孝行をしたいですね。あっ! お母さんの歌とか作ってみようかな(笑)。

取材:吉田可奈

OKMusic編集部

最終更新:11/30(金) 10:02
OKMusic

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