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永遠の名曲「マイ・ラブ」を収録したポール・マッカートニー&ウイングスの『レッド・ローズ・スピードウェイ』

11/30(金) 18:02配信

OKMusic

ファンの方はすでにご存知だと思うが、12月7日にポール・マッカートニー・アーカイヴ・コレクションの新作がリリースされる。今回はウイングス名義で出された『ワイルド・ライフ』と『レッド・ローズ・スピードウェイ』の2作品。『レッド・ローズ・スピードウェイ』はオリジナル版がリリースされる際、そもそも2枚組の予定であったことは周知の事実で、今回はシングルのみでリリースされたナンバーや豪華本&フォトブックなどが収録されるということで、特に興味は尽きない。

ビートルズ解散後のソロ活動

現在60歳すぎの洋楽ファンにとって、ビートルズはあまり近しい存在ではなかった。僕も含めこの年代の洋楽好きは、レッド・ツェッペリン、イエス、EL&P、ブラック・サバス、CSN&Yらに代表されるニューロック世代で、ハードロック、プログレ、フォークロック、シンガーソングライター系など、新しいサウンドが次々に現れてきていた時代である。なので、解散するかしないかの頃のビートルズをわざわざ聴かなくても、他に注目すべき音楽が満ちあふれていたのだ。

ビートルズが解散し、まず僕たちニューロック世代が耳にしたのは、ソロとなったジョン・レノンの『ジョンの魂』(‘70)だったと思う。当時、このアルバムからシングルカットされたジョンの叫びとも言える「マザー」には大きな衝撃を受けた。そして、同じく70年にリリースされたのがジョージ・ハリスンの『オール・シングス・マスト・パス』。このアルバムに収録されシングルヒットした「マイ・スイート・ロード」や「美しき人生(原題:What is Life)」を聴き、ジョージのメロディーメイカーぶりに驚いたものだ。また、71年にリリースされたリンゴ・スターのシングル「明日への願い(原題:It Don’t Come Easy)」も良い曲で、ちゃっかりシングル盤を買ってよく聴いた。これらのアルバムやナンバーは日本でも大いに売れていたのだが、ビートルズの曲作りの要と言えばポール・マッカートニーであったはず…。その頃、彼は何をしていたのか。

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最終更新:11/30(金) 18:02
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