ここから本文です

FA丸の移籍決定で原巨人は本当に優勝できるのか?

2018/12/1(土) 5:00配信

THE PAGE

 里崎氏は、ブルペンの整備状態をペナント順位予想の最重要ポイントとしている。今季は“守護神”のカミネロが、防御率、5.79、11セーブと期待を裏切り、沢村拓一、上原浩治という予定していたセットアッパー陣が崩れた。マシソンも、防御率2.97で3敗するなどし、終盤は、山口俊をストッパーに置く緊急配置転換で乗り切ったが、その不安定なブルペン陣の再構築プランは見えてこない。

「おそらく抑えは、新外国人に任せたいという構想なのかもしれないが、長いペナントレースを勝ち抜くには、どう中継ぎ、抑えの勝利方程式を確立するかが重要になってくる。先発の菅野は、最低15は勝つだろうが、2番手以降の先発ローテーの顔もまだハッキリと見えてこないし、ビヤヌエバ、ゲレーロ、ヤングマン、マシソン、メルセデスの外国人をどういう組み合わせで使っていくのか、という問題も残っている。まだ補強は終わっていないようだが、ここの整備がうまくいかないようでは不安要素は残る」

 秋季キャンプで原監督はストッパー候補として昨年のドラフト1位の鍬原拓也の名前を挙げているが、裏を返せば、まだそれほど、未確定な部分が残っているということ。

 ただ、中日との契約交渉が決裂した今季13勝のガルシア(29)や、オリックスを自由契約となった金子千尋(35)ら、まだ今オフの移籍市場には、大物投手が残っているため、今後の巨人の補強戦略次第では、里崎氏が指摘する不安要素を一気に解消してしまう可能性も捨てきれない。いずれにしろ西武からも、FAで炭谷銀仁朗(31)を獲得するなど、オフの主役となった新生原巨人が、来季のセ・リーグの台風の目になることだけは間違いなさそうだ。

(文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)

2/2ページ

最終更新:2018/12/1(土) 5:09
THE PAGE

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事