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福岡国際マラソン2日号砲 中本(安川電機)堂々V宣言

12/1(土) 11:51配信

西日本スポーツ

 打倒設楽で「復権」宣言!! 第72回福岡国際マラソン(2日・平和台陸上競技場発着)の招待選手が30日、福岡市内で会見し、2012年ロンドン五輪男子マラソン6位で昨年の世界選手権にも出場した中本健太郎(安川電機)が優勝と自己ベスト更新を目標に掲げた。前日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)ら若手の台頭がめざましいが、35歳のベテランも進化をアピール。20年東京五輪マラソン代表を決める「グランドチャンピオンシップ(GC)」(来年9月)の出場権を既に持っており、大一番への前哨戦を制して健在ぶりを知らしめるつもりだ。

【写真】 設楽悠太「勝つ準備できてる」 2日に福岡国際マラソン

 設楽や今春のボストンマラソンを制した川内優輝(埼玉県庁)、アジア大会代表の園田隼(黒崎播磨)…。国内屈指のメンバーが集った会見で、中本は静かに燃えていた。「いい選手がいっぱい出ている。ここで“まくる”ことがGCにつながる。負けないようにしたい」。ライバルたちの前で堂々と優勝を宣言した。

 今年になって日本記録を更新した設楽や大迫傑(ナイキ)、アジア大会を制した井上大仁(MHPS)に主役の座を奪われた。川内優輝とともに日本男子マラソン界を長くけん引してきたベテランも7日で36歳。衰えが懸念されるが「スピードが出せなくなった感覚はなく、経験を生かしてレースを進めている。(2時間8分35秒の)自己記録更新も狙える」と進化を実感する。

 証明したのが1月末の大阪ハーフマラソンで、1時間2分12秒で2位に入って自己記録を9年ぶりに更新。2月末に左足中指の疲労骨折が判明して2カ月以上走れなかったが、練習の一環で出場した8月末の北海道マラソンで2時間12分54秒の5位に入り、GCの出場権も手にした。

 「GCの権利を取れたおかげで、今回は思い切って臨める。30キロを過ぎて設楽君が主導権を握って動くと思うので、そこからが本当に勝負」。レース当日は気温の上昇が予報され、10月開催だった1965年以来53年ぶりにスタート時点で20度を超える可能性もある。「暑いのは嫌いじゃない。スピードで勝つのは厳しいけど、五輪もGCも夏。経験で勝負できれば」と、持ち味の粘りで第一人者の座を取り返す。

 園田暑さ歓迎

 アジア大会4位の園田も暑さを「苦手ではない」と歓迎した。自己記録は2時間9分34秒と決して速くなく、中本や川内と同じ粘りが身上。気温が30度近くまで上がったアジア大会はレース終盤まで先頭集団を引っ張った。「目の前のことに対応して走るのが大事。考えすぎると体が動かなくなるので、ネガティブなことは考えない」と無心で食らいつくつもりだ。

西日本スポーツ

最終更新:12/1(土) 11:51
西日本スポーツ

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