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北関東ジュニア乗馬大会 15歳・郡司が最優秀選手賞 栃木

12/3(月) 7:55配信

産経新聞

 20歳以下の選手が乗馬の技術を競う「第31回北関東ジュニア乗馬大会」(産経新聞社宇都宮支局主催、上三川町乗馬協会主管)が2日、上三川町東(ひがし)汗(ふざかし)の上三川ホースパークで開かれた。激戦を制し、最優秀選手賞には郡司怜也(れいや)(15)が初めて選ばれた。年齢制限のない「第90回上三川乗馬大会」も同時開催され、県内外の選手が日頃の練習の成果を披露した。

 北関東ジュニア乗馬大会では、障害を飛び越える速さと正確さを競うジャンプ競技が行われ、高さ80センチの「スモールジャンプ」と同100センチの「ミドルジャンプ」で争われた。郡司はスモールジャンプでは惜しくも2位となったものの、ミドルジャンプでは愛馬のブレイブサムとともに思い切りの良い走りを見せ、最速タイムで完走。初優勝を飾ると共に最優秀選手賞も獲得した。

 昨年の大会で最優秀選手賞に輝いた杉江伯空(はく)(13)は優勝に届かず、今回は優秀選手賞。「(愛馬)トニーに謝りたい。必ずリベンジする」と誓った。

 一方、上三川乗馬大会には子供から大人まで幅広い年齢層が参加。それぞれの愛馬を見事に乗りこなし、練習の成果を存分に発揮していた。

 両大会を通じた、その他の表彰選手は次の通り。

 技能賞=池鯉鮒(ちりふ)貴▽敢闘賞=矢内希空(のあ)▽殊勲賞=内山マリーナ▽審判長賞=伊藤慎太郎

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 ■わずか2カ月、鮮烈デビュー 「速く走るの楽しい」五輪へ新星

 ミドルジャンプを圧倒的なスピードで制した郡司怜也。乗馬を始めたのはわずか2カ月前で、初の試合出場にもかかわらず堂々とした走りで最優秀選手賞を獲得、鮮烈なデビューを飾った。

 「障害を倒さず、スピードも出すことを心掛けた。初めは怖かったが、すぐ慣れたし、今は速く走るのが楽しい」と笑顔で語る姿は初心者には見えない。郡司を指導するRCジョバール代表、藤田尚久さん(51)は「センスが良い。上達が早いのは体も精神も馬に近いからだと思う。今後が非常に楽しみ」と目を細める。

 中学3年。卒業後は同クラブに就職し、乗馬指導員を目指して修業を積むことが決まっている。「しっかり練習すれば、東京五輪にも出られる」と太鼓判を押す藤田さんの言葉にはにかんだ郡司。乗馬漬けの日々の中で才能を伸ばし、五輪の大舞台を目指す。(根本和哉)

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 ◆北関東ジュニア乗馬大会【スモールジャンプ】(1)矢内希空(ライディングクラブジョバール=RCJ)(2)郡司怜也(同)(3)内山マリーナ(栃の葉乗馬クラブ=RC)【ミドルジャンプ】(1)郡司怜也(RCJ)(2)内山マリーナ(栃の葉RC)(3)杉江伯空(上三川ホースパーク=HP)

 ◆上三川乗馬大会【第2科目馬場馬術】(1)池鯉鮒貴(RCJ)(2)藤野雅文(アンフィRC)(3)磯本英樹(RCJ)【部班馬場馬術】(1)郡司怜也(RCJ)(2)矢内希空(同)(3)木村通(同)【ミニジャンプ】(1)内山マリーナ(栃の葉RC)(2)矢内希空(RCJ)(3)木村通(同)【ロウジャンプ】(1)郡司怜也(RCJ)(2)矢内希空(同)(3)磯本英樹(同)【スモールジャンプ】(1)伊藤慎太郎(アンフィRC)(2)磯本英樹(RCJ)(3)三上鼓々(上三川HP)【ミドルジャンプ】(1)宮本誠司(RCJ)(2)伊藤慎太郎(アンフィRC)(3)宮本誠司=別の馬で出場

 ※第2科目馬場馬術は馬場内で規定の順序に従って馬を正確に美しく運動させる競技。部班馬場馬術は号令通りに馬を動かし、演技を披露する。

最終更新:12/3(月) 7:55
産経新聞

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