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林家たい平さん「ホ―リャイ」、上町屋台で囃し手に 2日から秩父夜祭、一生に一度の晴れ舞台「感無量」

2018/12/2(日) 22:41配信

埼玉新聞

 京都の祇園祭や飛騨の高山祭(岐阜県)と並んで日本三大曳山(ひきやま)祭に数えられる埼玉県の秩父神社例大祭「秩父夜祭」が2日から秩父市内で始まった。夜祭の花形といえる存在が屋台や笠鉾(かさぼこ)の上から声を張り上げ、曳(ひ)き子たちを鼓舞する囃(はや)し手。今年は上町屋台で、同市出身で落語家の林家たい平さん(53)が囃し手を務め、故郷に錦を飾った。

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 たい平さんは武蔵野美術大学造形学部卒業後、林家こん平さんに入門。1992年に二ツ目、2000年に真打ちに昇進した。こん平さんが病気で療養し、人気テレビ番組「笑点」の大喜利メンバーとなった。市観光大使や、アクティブシニアの地域デビューを後押しする地域デビュー楽しみ隊の隊長なども務める。

 囃し手は“秩父人”にとって、「一生に一度」といわれる晴れ舞台。紅白の祭り衣装を身にまとったたい平さんは上町屋台に乗り込み、扇子を振りながら「ホーリャイ、ホーリャイ」と大きな声を張り上げた。大勢の見物客から「たい平さん、頑張れ」などと掛け声が飛ぶと、はじける笑顔を見せながら声援に応えた。

 上町の屋台収蔵庫から秩父神社まで到着し、宮参りを済ませたたい平さんは「感無量。こんなにたくさんの人が来てくれ、すごくうれしい」と感慨深げな様子で語った。秩父夜祭は子どもの頃から親しんでおり、一年に一度の大きな楽しみで、生きるエネルギーになっていたという。愛する故郷で、最初で最後の大役を務めているたい平さんは「最後まで頑張って、声を出し尽くしたい」と話していた。

最終更新:2018/12/2(日) 22:41
埼玉新聞

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