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服部勇馬「想定通り」日本歴代8位の好タイムで初V

12/2(日) 14:30配信

日刊スポーツ

<福岡国際マラソン>◇2日◇平和台陸上競技場・香椎折り返し(42・195キロ) 

服部勇馬(25=トヨタ自動車)が2日の福岡国際マラソンで、日本人歴代8位となる2時間7分27秒の好タイムを出し、日本人14年ぶりとなる優勝を果たした。04年尾方剛以来。36キロすぎで外国人選手を突き放した。20年東京オリンピック(五輪)の代表選考会「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得した。

【写真】2時間7分27秒でゴールし万歳する服部

4回目のマラソン。これまでは35キロすぎに失速していた。「練習の成果が出た。32キロ以降で余裕があったら行こうと。想定通りでした。うまくレース展開を運べた。35キロ以降の走り課題だったが、走り改善できたことは次に向けてもいいレースになった」と満足そうに笑みを浮かべた。

夏は米国のボルダーで合宿。2時間6分54秒の自己記録を持ち、ジャカルタ・アジア大会でも金メダルを獲得した井上大仁(25=MHPS)らと合宿を積んだ。「マラソンの考え方が甘いと感じた」と振り返る。毎日のコンディション作りなどを自分を見つめ直した。レース前は「これまでにないぐらいしっかり練習できた。自分の力を100パーセント出せれば、おのずと結果は付いてくる」と話していた。

MGC出場権も得て、最大の目標へ、1歩前進した。東洋大3年時。箱根駅伝では当時、歴代9位の1時間7分32秒で2区区間賞を獲得したが「情けない。力が発揮できなかった」と悔し涙を流していた。その大会へ向けた会見では「しょせん、関東の1番を決める大会」とも言った。その当時。最大の目標は20年東京五輪のマラソンでのメダルを取ることだった。「昨年はケガばかり。いろいろな方に恩返しできた。他の選手に負けないような取り組みを今後も続けたい」。まずは10カ月後の運命の一戦への切符を獲得した。進化を続けていく。

最終更新:12/14(金) 16:26
日刊スポーツ

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