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【尾方剛の目】服部勇馬、天性のスピード生かす下地完成した

12/3(月) 8:03配信

スポーツ報知

◆マラソングランドチャンピオンシップシリーズ 福岡国際マラソン(2日、福岡市平和記念公園陸上競技場発着=42・195キロ)

 服部勇馬(25)=トヨタ自動車=が自己記録を2分19秒も更新する2時間7分27秒で日本人14年ぶりの優勝を果たした。苦手だった35キロ以降で驚異のペースアップ。東京五輪代表選考レースのマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を得た。前日本記録保持者の設楽悠太(26)=ホンダ=は2時間10分25秒で4位だった。(晴れ、気温20・2度、湿度47%、東南東の風2・7メートル=スタート時)

 服部の冷静さが光ったレースだった。海外勢が途中棄権するなど、本来の力を発揮できなかったことも大きい。無駄な動きをせず力をためていた結果、終盤でペースアップできたのは今後にもつながる。

 ケガのリスクもあるが、きちんと脚づくりをしてきたように感じた。私もマラソンの立ち上げ段階では1か月に40キロ走を7~8回行っていた。天性のスピードを生かすだけの下地ができ上がったので2時間6分台、5分台を目指してほしい。

 MGCへ向けては「4強」の構図になる。大迫はスパートの武器があるが井上、設楽、服部とは大きな差は生まれにくく、面白い勝負になる。3人の中で唯一MGCシリーズで優勝ということもあり、深めた自信を大舞台で発揮してほしい。(05年ヘルシンキ世界陸上銅メダル、広島経大監督)

最終更新:12/4(火) 21:41
スポーツ報知

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