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桑田佳祐、『ひとり紅白』55曲熱唱で完結 西城秀樹さん・さくらももこさん追悼メドレーも

12/3(月) 4:10配信

オリコン

 サザンオールスターズの桑田佳祐(62)が2日、パシフィコ横浜 国立大ホールで『平成三十年度! 第三回ひとり紅白歌合戦』を行い、戦後間もない昭和20年代から平成のヒット曲に至るまで、さまざまな歌手/ジャンルの名曲55曲を約4時間にわたって熱唱。3日間計1万5000人の観客を魅了し、名物企画を完結させた。

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 1993年から始まったエイズ啓発ライブ『Act Against AIDS(AAA)』の一環で、2008年、13年に続き、5年ぶりに開催された『ひとり紅白』。序盤には、昨年大みそかの“本家”『NHK紅白歌合戦』で放送された朝ドラ『ひよっこ』のスピンオフドラマで、桑田が浜口庫之助に扮して歌った「涙くんさよなら」を再び披露し、観客を沸かせた。

 「フォーク&ニューミュージック対決」の曲紹介では「今年、大きな地震があった北海道。みなさんへ歌でエールを!」とのナレーションが流れ、松山千春の「大空と大地の中で」と加藤登紀子の「知床旅情」を続けてカバー。エイズ啓発に対するメッセージも随所に盛り込み、「世界の国からこんにちは」では「巡り会い 愛し合う 時が来たなら 大切な 大切な 人を守ろう」「お互いに お互いに エイズを知~ろ~う!」といった替え歌でイベントの趣旨を伝えた。

 中盤には、桑田が長年のファンという前川清がボーカルを務める内山田洋とクール・ファイブの「中の島ブルース」を披露。桑田が1人5役でクール・ファイブのメンバーに扮した映像が流れ、爆笑をさらうのはもはや定番の演出だが、今回はその映像の途中で同様のコスプレをした大泉洋が登場。ユーモアたっぷりに5人の桑田と絡み、“ヅラ山田洋と大泉洋とクール・ファイブ”の誕生に、ひときわ大きな笑いが巻き起こった。

 紅組でも白組でもない「特別枠コーナー」では、ザ・ドリフターズのテーマと共に、ハッピを着たサザンオールスターズが“全員集合”。ドリフ顔負けのギャグを織り交ぜつつ、「いい湯だな」をメンバー全員で歌うと、「来年はツアーでお会いしましょう!」と呼びかけ、ビジョンに映し出された「サザンオールスターズ来年もよろしくお願い致します」とのメッセージに会場全体が沸いた。

 終盤には、5月に亡くなった西城秀樹さんの名曲「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」を歌い、観客も一体となって大盛り上がり。「Y.M.C.A.」の連呼は「M.O.M.O.K.O」に変わり、8月に亡くなったさくらももこさんが作詞、桑田が曲をつけ、2012年4月1日から17年10月1日までアニメ『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマに起用された「100万年の幸せ!!」につなげる感動のメドレーに。ビジョンにはちびまる子ちゃんをはじめ、さくらさんが生み出した数々のキャラクターが映し出され、故人へのリスペクトをショーに盛り込んだ。

 アンコールが始まると、桑田自身の声によるナレーションが流れ始めた。現代社会と流行歌・ヒット曲の関係、そして「大衆音楽作家」としての自分の役割を冷静に俯瞰。そして、「Act Against AIDSの活動自体は2020年に終焉を迎えるが、世の中にはその他にもさまざまな問題が山積みとなっている。流行歌。ヒット曲。大衆と、ほどよくがっぷり四つに組み、新たな音楽を作り続けていくことを、私は辞めないだろう。そして、そうした問題にこれからも向き合っていこうと思う。平成三十年というひとつの時代の節目に、私はそう思いを新たにするのだ」との決意表明を残した。

 この公演の模様は、12月25日午後7時からWOWOWで放送される。

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最終更新:12/5(水) 12:25
オリコン

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