ここから本文です

「玉出事件」売春収益ペーパー会社を経由 総額2千万円か

12/3(月) 23:41配信

産経新聞

 大阪府内を中心に展開する「スーパー玉出(たまで)」の創業者が売春収益の一部を賃料として受け取っていたとされる事件で、賃料が暴力団側からペーパーカンパニーを経由して「株式会社スーパー玉出」の口座に入金されていたことが3日、大阪府警捜査4課への取材で分かった。同課は、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕した同社社長の前田託次(たくじ)容疑者(74)が犯罪収益の流れを隠す意図があったと判断。賃料の総額が約2千万円に上るとみて調べている。

 売春が行われていた大阪市西成区の歓楽街「飛田(とびた)新地」の「銀河」(閉店)が、スーパー玉出の店舗跡地にあったことも同課への取材で判明。この土地は現在も同社の所有で、銀河の実質経営者だった暴力団幹部(65)の内妻(55)はここで経営することになった経緯について、「幹部の口利きだった」などと説明しているという。

 前田容疑者の逮捕容疑は今年3~5月、銀河の3カ月分の賃料135万円を売春の売り上げの一部と知りながら受け取ったとしている。同課は認否を明らかにしていない。

 賃料は実体のない不動産会社を通じ、「株式会社スーパー玉出」名義の口座に入金され、平成26年6月の銀河開業以降、総額約2千万円に上るとみられる。同課は、銀河の売り上げが同社と暴力団に流れていたとみており、前田容疑者と暴力団との関係などについても調べている。

 スーパー玉出の営業権は今年7月に別会社に売却され、前田容疑者は現在、経営に関与していない。

最終更新:12/4(火) 0:17
産経新聞

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ