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握り方ひとつでボールのつかまりは大違い! クラブが回せる“尺骨グリップ”の作り方

12/3(月) 6:33配信

みんなのゴルフダイジェスト

ゴルフはグリップに始まりグリップに終わる……といった風に言われることもあるほど重要なグリップ。オーバーラッピング、インターロッキング、テンフィンガーとグリップの種類は様々だが、数多くのアマチュアを指導してきたティーチングプロ・鈴木真一は「ひとつだけ、守ってほしいポイントがある」という。そのポイントは?

「いろいろなタイプのグリップがありますが、どれがいいかと言われれば別に何でもいいんです。ただ、守ってほしいポイントがあります。ゴルフクラブというのはシャフトを軸にして回すことが大前提ですので、回しやすい握り方をしてください」(鈴木、以下同)

スウィング中にボールへ向かってフェースが回転しながら動くのがクラブ本来の動き。その動きを阻害しないのであれば、どんな握り方でも構わないのだという。アマチュアはこのフェースの回転を作るのが苦手で、苦手であるがゆえにスライスが出る。それはそもそも「クラブが回りにくいグリップ」をしているのが原因かもしれないというわけだ。

ではクラブを回転させやすい握り方とはいったいどんなものなのか。まずは回転を生み出す“前腕を形成する2本の骨”について知ってほしいと鈴木プロ。

「腕には尺骨(しゃっこつ)と橈骨(とうこつ)という2本の骨があるんですけど、腕を回す時って体の内側の尺骨を軸にして外側の橈骨を回しているんです。この腕の回転の軸となる尺骨のラインで、クラブを握れるようにしてほしいんです」

つまりシャフトが尺骨に沿うようなグリップが理想的だということ。では握り方を教えてもらおう。

「画像2のように中指と薬指のあいだをシャフトに差し込んでから、小指から順に握っていきます。中指がシャフトに引っかかって少し握りづらいかもしれませんが、右手も同様に行ってください。小指は左手人差し指に乗せても乗せなくても絡めても構いません」

これによって尺骨のラインでクラブを握れるだけでなく、アマチュアがやってしまいがちなグリップのミスも防げるという。

「よくレッスンで『下の3本指(中指~小指)をしっかり握れ』と言われますが、多くのアマチュアの方は小指がグリップから離れてしまっています。でもこの握り方なら小指が抜けることはないはず。『しっかり握る』という表現も実は少し違っていて、正しくは『小指から順番に一本ずつ握る』なんです。尺骨軸でなおかつ小指から(順番に)握ることができると、クラブの操作がめちゃくちゃ簡単になります。さらに、下の指で支えるように握っているので親指に力があまり入らない=上から押さえつけていない状態にもなります。クラブを回したいと思っても、上から押さえつけていては回せませんから」

上から押さえつけるような握り方をしているとクラブを回しにくいだけでなく、肩甲骨が前に出る形になってしまう。するとアドレスの形が悪くなり、スウィングにも影響を及ぼしてしまう。この握り方なら、クラブの回転を阻害することなく握れる。

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