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「電車で子どもにシールをあげたら泣き止んだ」は本当に効果ある?専門家に聞いてみた

12/3(月) 18:00配信

FNN PRIME

あるツイッターユーザーの「電車の中で泣きわめいている子どもにシールをあげたら泣き止んだ」というツイートが1万以上リツイートされ、話題になっている。

シールはなぜ有効?子どもが泣く理由から考える

「電車の中で泣きわめいてる子どもにシールをあげると泣き止むこと」を誰かから聞き、シールを持ち歩いていたという投稿者が、ある日、地下鉄に乗ったとき、床で泣きわめいてる子どもに遭遇。

その子どもに、猫が描かれているシールを1枚あげたところ、嘘のように泣き止んだのだという。

このツイートに対し、「すばらしいアイディア」「これからはシールを持ち歩く」など、称賛する声が多数あがっている。

泣き止んだ子どもの年齢や性別などは不明なのだが、なぜシールをあげたら泣き止んだのか?

小児科医と子育ての専門家に、それぞれ見解を聞いた。

“目新しい物に興味を持つ性質”の応用

まず、話を聞いたのは、『小児科医が教える赤ちゃんが泣かずにぐっすり眠ってくれる方法』(PHP研究所)などの著書がある、和歌山県の生馬医院の院長で小児科医の小山博史さん。


――泣いている子どもにシールをあげたら、泣き止む。これはこの子に限らず、子ども全体に通用する?

生後10か月あたりから有効な方法です。年長児(5~6歳)くらいまでの子ども全体に通用します。



――「シールをあげる」と、子どもが泣き止むのはなぜ?

赤ちゃんには目新しい物に興味を持つ性質(新奇選好)があります。それの応用だと思います。

10か月あたりから、キラキラしたものや、カラフルなシールに興味を持ち、その後キャラクターシールに興味をもってきます。年長さんくらいまでは有効だと思います。

この方法で泣き止む条件は、泣いた直接の原因がほぼ薄れている必要があります。
また、極度の不安症の子どもには効果がありません。

予防接種の後にシールをあげることが良くありますが、生ワクチンのように注射液にあまり刺激のない物の場合は、注射で泣いても、シールをあげるとすぐ泣き止みますが、不活化ワクチンの一部で注射液の刺激が強いものは、注射後も痛みが残るため、シールをあげてもなかなか泣き止みません。

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最終更新:12/3(月) 19:29
FNN PRIME

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