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服部満点に近い走り、日本人4分台見えた/瀬古利彦

12/3(月) 10:03配信

日刊スポーツ

<福岡国際マラソン>◇2日◇平和台陸上競技場・香椎折り返し(42・195キロ)

男子マラソン界の好記録ラッシュが止まらない。服部勇馬(25=トヨタ自動車)が日本歴代8位の2時間7分27秒で優勝した。男子マラソンの日本歴代10傑中、今年だけで4つ目の好記録が誕生した。

【写真】東洋大学卒業式に出席したヤクルトドラフト1位原樹理投手と服部勇馬

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今回の服部は、満点に近い走りだった。どんなペースでもついていけただろう。服部のフォームは跳びはねたりせず、無駄な動きがない。176センチと身長が高く、足が長いために有利だ。35キロからのペースアップではスーッと加速した。5キロを14分40秒で走ったのに、腕を振ったりして、力を入れたように見えない。「え、今の1キロが2分54秒なの?」という感じ。ケニア勢のような走りだった。うまくいけば、大迫(日本記録2時間5分50秒)ぐらいの記録は出るだろう。

大迫、設楽悠、井上、服部の4人は本物の本物になった。この好循環は昨年の福岡国際で大迫が2時間7分19秒を出したことが最も大きい。箱根駅伝でお互いを知る選手たちにとって、手本になった。有力選手が何人もいることでレベルも上がる。日本人の2時間5分台、4分台も見えてきた。(瀬古利彦・日刊スポーツ評論家)

最終更新:12/3(月) 12:45
日刊スポーツ

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