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虎さんスイングはそもそも理にかなっているの?

12/4(火) 11:47配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

話題のチェ・ホソン 変則スイングを徹底解説

「カシオワールドオープン」で日本ツアー通算2勝目を挙げ、これまで以上に注目を集めているチェ・ホソン(崔虎星/韓国)。フィニッシュで飛び跳ねる変則スイングが理にかなっているかどうかを確かめるべく、ティ―チングプロ関浩太郎氏に話をうかがった。

【写真】虎さん人気者

「体」より「クラブ」の動きを見る

―虎さんスイングは理にかなっている?
「理にかなっているかどうか? と聞かれれば、ボールを遠くへ飛ばすための理屈が通ったスイングだと思います。チェ・ホソン選手のスイングはどうしても体の動きばかりに注目されがちですが、クラブの動きだけを見ると、それほどほかの選手と違いはないからです」

―ほかのプロと同じ?
「はい。バックスイングやフォローは千差万別、ゴルファーそれぞれ色んな動きをします。ただ、第一線で活躍しているプロは、切り返しからインパクトまでのクラブの動きはほぼ一緒。(教科書どおりの)正しいスイングとなっています」

ヘッドスピードを上げる野球投法

―チェ・ホソン選手は例外では?
「いいえ。そもそもスイングに正解はありませんが、特に上記で説明したゾーン以外はどのような動きをしても自由と言えます。チェ・ホソン選手の動きで気になるのは、フォロー以降のひねる動きですが、これは野球の投球フォームに似ています。ヘッドをより速く走らせるために、腰を速く切るために編み出した独自の理論だと思われます」

体の動きに耐えきるためのクローズスタンス

―ほかに気になる点は?
「彼のもうひとつの特徴が、アドレス時のクローズスタンス。インパクトで全身を使って腰を切っていく勢いに耐えるための“壁”の役目を担っていると言えます。通常スタンスの左足の位置では、体全身を使った動きに耐えきれません。あえて極端なクローズスタンスをとり、耐えきれる準備をしているのだと思われます」

一瞬のフェース開閉で決まるフェード or ドロー

―本人のスイング解説で「体の動きで弾道を打ち分けている」そうなのですが…
「弾道はインパクト直前のフェースの開閉で変わります。通常これを腕の動きで行うのですが、チェ・ホソン選手は体全身でヘッドを動かします。体を右に曲げると、フェースは閉じきらずに開いたまま当たり、スライス回転がかかる。逆に体を左に曲げると、フェースはしっかり閉じ、フック回転がかかるのだと思われます」

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