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原宿から恵比寿へ。創業以来58年愛され続ける町中華

12/4(火) 6:30配信

食べログマガジン

ぶらり町中華の旅【ビームス/社長室 宣伝統括本部 コミュニケーションディレクター 土井地 博さんが愛する恵比寿「栄楽」の“究極の普通”】

長年愛されつづける町中華の魅力を紹介。今回はあの人気セレクトショップ、ビームスでさまざまなコラボ企画などを手がける土井地 博さんに、オフィスのある原宿で出会った町中華を教えてもらった。

「今は恵比寿で営業していますが、原宿にあったころは、近くで働くアパレル関係者の胃袋を満たしてくれる、まさに愛すべき存在でした」と、「栄楽」を紹介してくれたのは、セレクトショップ、ビームスのコミュニケーションディレクターを務める土井地さんだ。

原宿で長年愛され続けてきた「栄楽」は、2011年にひっそりと閉店。同年11月に、自宅でもあり、元々の2号店があった恵比寿で営業を続けている。

「原宿で働く前から色々な先輩に連れて行ってもらっていたのですが、もう10年以上通い続けたお店です」(土井地さん)

昭和35年6月6日、先代の細谷栄さん(他界)と幸子さんのご夫婦が、原宿駅から竹下通りを抜けた先の今で言う「裏原宿」で創業。東京オリンピックや高度経済成長期のど真ん中を見守り続けてきた。昔は出前なども多く、従業員も雇っていたそうで、だいぶ繁盛していたという。そして、昭和42年には恵比寿に2号店も出店。恵比寿店を先代の栄さんが、原宿店は幸子さんが切り盛りしてきた。(恵比寿店は7年ほどで一度閉店)

創業58年、素朴さの中に隠れた店主の意志

今回、取材に対応してくれたのは、1990年に現主人の隆広さんと結婚し、「栄楽」へと嫁いできた理恵子さん。気風もよく明朗快活な人柄だ。

「義母(幸子さん)は本当に苦労してきた人。『栄楽』だって最初は、子供のミルク代を稼ぐために借金をして始めたって聞いています。良い時も悪い時もいっぱいあったみたいだけど、それからもう、58年ですよ」と語る理恵子さんは、隆広さんとの結婚が決まってから原宿のお店でお手伝いをしていたという。

当時の原宿は、現在と同様に土地柄、アパレルや美容関係が多く、そのショップ店員さんなどが多く通ってくれたそうで、今回、「栄楽」を紹介してもらった土井地さんもそのひとりだ。

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