ここから本文です

椎名林檎とエレカシ宮本浩次が相見えた「奇跡の夜」

12/4(火) 10:06配信

BuzzFeed Japan

デビュー20周年を迎えた椎名林檎のアリーナツアー「椎名林檎 (生)林檎博'18 -不惑の余裕-」。11月24、25日のさいたまスーパーアリーナ公演では、エレファントカシマシの宮本浩次がサプライズで登場し、聴衆を沸かせた。【BuzzFeed Japan / 神庭亮介】

不惑の余裕

筆者が見たのは24日の公演。アンコール含め29曲、新旧の楽曲を織り交ぜた集大成的な内容で、ツアータイトル通りの堂々たる「余裕」と貫禄を感じさせた。

RHYMESTERのMummy-Dをゲストに迎えた「本能」や、2016年のリオパラリンピック閉会式で話題をさらった浮雲による「東京は夜の七時」など、客演も多数。

なかでも観客を驚かせたのが、新曲「獣ゆく細道」で共演する宮本の登場だった。

Mステの奇跡再び

「この世は無情♪」

宮本の歌声が響くや、ざわつく客席。「ミヤジ!」「宮本さん…!」――。歓声とため息が入り混じる。

11月9日の「ミュージックステーション」での2人のコラボレーションは、大反響を巻き起こした。YouTubeでのMVの再生回数も、すでに760万回を超えている。

「アレ」を生で目撃できるのだ。いやがうえにも血が騒ぐ。

獣と猛獣使い

髪をわしゃわしゃとかきむしり、獣のように暴れまわる宮本と、猛獣使いがごとく泰然自若の椎名。動と静の激しいコントラストにめまいがする。

「おかしみ」と「恰好良さ」は両立し得ないものだとばかり思っていたが、確かに両者が同居している。ニヤニヤしながら鳥肌が立つというのは、初めての体験かもしれない。

曲の最後に、背中合わせでポーズをとる2人。口を尖らせピースサインを繰り出す宮本に、椎名は笑いをこらえきれないといった風情で顔をほころばせている。

絶えずファンの予想を裏切り、翻弄し、惑わせてきた椎名が、宮本に振り回されて、少しばかり困った表情をしている。なかなか貴重なシーンだ。

「張り切りすぎてスミマセン」

その後、本編ラストの「ジユーダム」を挟み、アンコールの1曲目に再び、宮本が姿を現した。

「20周年おめでとうございます」とあいさつする宮本に、椎名がすかさず「30周年おめでとうございます」と返す。

「今日は張り切りすぎちゃってスミマセン」という言葉通り、宮本は2日前の同会場の公演をいち観客として鑑賞し、気持ちを高めてきたという。

1/2ページ

最終更新:12/9(日) 23:31
BuzzFeed Japan

あなたにおすすめの記事