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インドネシアで黒魔術を体験した!?~元たま・石川浩司の「初めての体験」

12/4(火) 0:20配信

DANRO

占いや魔術は基本信じてない。理由はこんな話を聞いていたからだ。

ある知人が雑誌の編集部にバイトで入ったときの話だ。まずやらされた仕事は、「じゃっ、とりあえず星占いを気軽に書いてみて~」というものだったらしい。もちろんその人は占い師でも何でもない。「先月号を見て、運の悪かった星座の人は良くして、良かった星座の人はちょっと悪くするとか、バランスを見て適当に」と言われたそうだ。

【画像】元たま・石川浩司の「初めての体験」イラスト集

全ての占いを否定するわけではないが、ライター見習いが書いた何の根拠もない占いを信じる人が多少でもいるのが不思議である。

魔術もまったく否定するわけじゃないけど、科学的に「この人の死因は『呪われ死』です」というのは聞いたことがない。魔術を信じている人たちの集団心理や精神的なプレッシャーはあるかもしれないが…。(石川浩司)

ファンクラブツアーでインドネシアへ

当時、「たま」というバンドで毎年のようにファンクラブツアーをしていた。ファンの女の子たちとキャッキャッと海辺で遊んで金をもらうというそれはそれは悪どい仕事であった(笑)。

そんなファンクラブツアーで、インドネシアのバリ島に行ったときのことだ。ファンクラブツアーも終わり、しばらくオフだったので、飛行機に乗って、隣のジャワ島にあるジョグジャカルタという町にひとりで行った。

この町は世界最大級の仏教寺院として知られるボロブドゥール遺跡があることで有名だ。仕事で来た人を除けば、この町に来たほとんどの人が訪れるであろう遺跡だ。しかし、僕は人がいっぱいいる観光地は苦手だ。そのため、ボロブドゥール遺跡には行かずに、あまり知名度のない風情のある小さな遺跡を回ったり、安ホテルでぐーたらしていたりした。

しつこい勧誘に怒り

そんなある日のこと、飯を食おうと町をうろついていると、肌の黒い現地の兄ちゃんが声をかけてきた。

「マリファナ、ハッパ、ハッパ」

僕はもちろんそーゆー系は一切やらないし、大嫌いなので、「ノー、サンキュー」と言った。だが、他に外国人も少なかったせいか、なんとか僕から金を巻き上げようと、「アナザードラッグ?」と聞いてきた。「ノー、ノー」と言うも、しつこくどこまでもどこまでもついて来て、なんだかんだ話しかけてくる。

僕はもともと強制的な勧誘が大嫌い。それは日本でも同じだ。客引きをしなければならない飲食店は、新規開店などを除けば、人が入らない店だ。つまりはおいしくないか、値段が高いか、もしくはその両方なのかだから絶対に入らない。

ところがついにその兄ちゃんは僕の袖まで引っ張ってきたので、暑さのせいもあってぶち切れた。といっても、兄ちゃんのガタイはでかかった。とても体力ではかないそうもないので、一風変わった喧嘩をしかけることにした。

魔術である。

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最終更新:12/4(火) 0:20
DANRO

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