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【インタビュー】最強の大黒摩季、ここにあり…「基本に立ち返った今は絶賛、成長期」

12/4(火) 12:05配信

トレンドニュース(GYAO)

大黒摩季のアルバム『MUSIC MUSCLE』が12月5日にリリースされる。病を乗り超え、不死鳥のごとく復活した彼女から溢(あふ)れ出した楽曲たちは90年代を彷彿(ほうふつ)とさせるアゲアゲなデジロックもありつつ、新たな挑戦も盛り込まれ、タフでしなやかでどこまでも温かい。ボーカリストとしての力量、人間力に裏打ちされた最強の大黒摩季ここにあり。

【ミュージックビデオ】「「LOVE MUSCLE」」(『MUSIC MUSCLE』より)>>

■幕の内弁当なみにバリエーションに富んだアルバムになった

──約8年ぶりのオリジナルアルバム『MUSIC MUSCLE』はエネルギッシュで包み込んでくれる温かさ、スケール感もあって歌も含めて圧倒されました。

大黒摩季(以下大黒): うれしい! ミイラかなめくじになるぐらいに出し尽くしました(笑)。

──楽曲も多彩ですけど、歌い方の幅の広さや表現力にも驚かされたし、まさにタフでしなやかな筋肉をイメージさせるというか。

大黒: 復帰第1弾の配信シングル「Higher↑↑ Higher↑↑」(2016年8月)ができるまで病気で療養していたり、母の介護をしたりと6年休んでいました。でも、そんな日常の方がよっぽどドラマティックだなって感じたんです。
主婦業や介護にマジメに体当たりしていると困難なことが重なります。なんとかポジティブに考えようとするんですけど、また次の壁に当たるなど毎日ドラマがありすぎてつらい時期もありました。
その後、ロスのスタジオでDJ YUTAKAと作業してたら、たまたま隣にEDM屈指のトラックメーカーがいて、「こんな美しいメロディは聴いたことがない。俺にやらせろ」って言われて一緒にやることになったんです(笑)。復帰したばかりでまだ弱気でためらっていたら、2人に「頭の中で鳴っているならやっちゃえ」って言われて。完成したときには、自分で「お帰り!」って思える音になって自信につながりました。日本にいない2人が音楽の基本に立ち返らせてくれたんです。

──大黒摩季が帰ってきたということですか?

大黒: そう。自分が大黒摩季を忘れていたんです。体からもいなくなっていたし、「歌い方どうだっけ?」って思うぐらい歌っていなかったので。「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO」に出演したときに、MCで「私を大黒摩季にしてください!」って言ったのも正直な気持ちでした。それからレコーディングやライブの体験があって「作らなければならない」ではなく「曲が出てきてしまったから生かすんです」という原点に戻れた。だから、ずっと絶好調なんです(笑)。気分によっていろんな音楽を聴いていた中・高校生の頃の感覚になっちゃったから、結果的に2枚組のバラエティな幕の内弁当アルバムになった。「だって日々の生活にこれだけ必要なんだもん」って素直に思えたんです。

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