ここから本文です

Google検索結果に歴史用語で変化  「従軍慰安婦」でNAVERまとめの順位低下

12/4(火) 11:48配信

BuzzFeed Japan

検索最大手Googleが11月上旬に実施したアップデートで、検索結果にこれまでにない変化が出ている。歴史に関する言葉で、大手メディアが上位に表示されやすくなった。【吉川慧 / BuzzFeed Japan】

【画像】詳細データはこちら

Googleはユーザーに価値の高い情報を届けるため、正確さに問題がありそうなページが検索上位に表示されないよう、検索のアップデートに取り組んでいる。

例えば、2017年4月にはデマや誤報などのフェイクニュースに関連し、「検索を改善するために、より構造的なアプローチが必要」と表明。同年12月には、医療や健康に関する検索結果の改善を目的とする大幅なアップデートを実施した。

今回特徴的なのは、歴史という政治的な立場の違いで論争が起こりがちな分野に踏み込んで、検索結果が大きく変化したことだ。

なにがあったのか?

Googleが近年特に力を入れているのは、「YMYL(Your Money or Your Life)」といわれる生活に直結する情報で、信頼性と専門性を重視すると表明している。

SEO専門家の辻正浩さんは、今回のアップデートも「YMYLに関わるキーワードが中心」で、影響を受けたキーワード群は「かなり限定されている」と話す。

その限定されたキーワード群に歴史に関するキーワード検索が含まれていたというのが、辻さんの分析だ。過去にない規模で大きく変動した形跡があるという。

具体的に、どういう変化があったのか。

CGM系サイトが軒並み検索順位を下げた

辻さんは、この半年間の83サイトにおける歴史関連の250キーワードの検索順位を分析した。

「戦争犯罪」「東京裁判」「第一次世界大戦」「第二次世界大戦」のほか、「南京事件」「従軍慰安婦」「ホロコースト」、それぞれと掛け合わせで検索される言葉で検索順位を調べた。

グラフを見ると11月初旬を起点に、新聞社など大手メディア系サイトや政府機関系サイトの検索順位が上昇している。

一方で、「まとめサイト」や個人ブログ、「NAVERまとめ」など読者投稿型のCGM系サイトは軒並み検索順位を下げている。

1/2ページ

最終更新:12/4(火) 11:57
BuzzFeed Japan

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ