ここから本文です

障がいのある息子は「月3000円しか稼げない」と言われ…チョコ工房を立ち上げ大人気に!

2018/12/4(火) 18:36配信

J-WAVE NEWS

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』。同番組のナビゲーターは、サッシャと、sugar me名義でシンガーソングライターとしても活動する寺岡歩美です。

11月27日(火)にオンエアされたワンコーナー「BEHIND THE SCENE」では、横浜の人気チョコレート工房「CHOCOLABO(ショコラボ)」に注目しました。 同工房は、主に知的障がいや精神障がいのある人々が30人ほど働いています。商品はとなり、高級スーパーや百貨店での取り扱いも増加中。人気の秘密を、同工房を運営する一般社団法人AOHの代表理事、伊藤紀幸さんに伺いました。

福祉事務所で働いても「月給3000円」という衝撃

伊藤さんは、30歳のときに息子さんが障がいをもって生まれました。7歳で国立付属養護学校に入ったとき、こう言われたそうです。

「高校まで12年間ワンストップでお預かりしますが、基本的には就職はできないと思ってください。就職できたとしても月給は3000円です」

衝撃を受けた伊藤さんは、「障がいのあるひとの働く場を作り、賃金を上げたい」と思い、現在の活動をはじめました。

月給3000円というのは、驚きの給料です。なぜ、まかりとおってしまうのでしょうか。

伊藤:通常は労働基準法の適用で「最低賃金」がありますが、福祉事務所の場合は、それが適用外になっています。単純に時間給だけの生産性を求められてしまうと、社会に参画できない障がいのある方もいて、いろいろな意味があると思います。現実としては、全国平均で1ヶ月の給料、1万5000円というのが、福祉事務所の実態です。
サッシャ:CHOCOLABOさんではどのようになっていますか?
伊藤:CHOCOLABOでは10万円を目指しています。障害年金約7万円をもらえると計17万円で、初任給くらいになる。ただ、これは目標で、現在は3万1000円が今年3月の実績です。これからまだまだ頑張らないといけないところです。
寺岡:障がい者の方がお菓子やパンを作る工房も多くあると思いますが、なぜチョコレートだったのですか?
伊藤:4年間、何をしようか考えたのですが、結局、自分が好きなチョコレートにしました。どんなビジネスも、やろうと思うといろいろ大変なので、やるなら自分が好きなことを真剣にやろうと。当時、福祉事務所でも全国初のチョコレート工房だったので試行錯誤はありましたが、本当にみなさんの応援で6年間経つことができました。

1/2ページ

最終更新:2018/12/4(火) 18:36
J-WAVE NEWS

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事