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新天皇初面会はトランプ大統領 決定の裏に両政府のこんな狙いが!

12/4(火) 18:30配信

FNN PRIME

トランプ大統領が新天皇面会第一号

皇太子さまが天皇に即位後に初めて面会される外国の首脳が、アメリカのトランプ大統領になる方向だという。日米両政府は、トランプ大統領が2019年5月1日から6月下旬のG20サミットの間に国賓待遇で来日する調整を始めている。加えてG20首脳会議のために大阪を訪れることになるため、アメリカ大統領が短期間で連続して来日する異例の日程になるのだそうだ。

(画像)交渉は”この人を勝たせるが勝ち”

このニュースを聞いて即座に思ったこと。それは、6月28~29日とされるG20首脳会議までに日米物品貿易協定(TAG)の交渉で大筋合意の見通しがなければ、トランプ大統領はG20への参加は見送ることになるだろうという展開だ。

大統領の頭の中を推測するなら、『即位したばかりの天皇陛下に一番で面会できたし、改めてG20に出かけるというのなら何か大きな誘因がなければなあ‥ そうだ、それまでにTAG交渉が妥結しなければ大阪には来てもらえないと日本側に思わせれば、格好な圧力になるじゃないか』という思惑だ。

トランプの交渉テクニック

『相手を不自由な立場に追い込んで譲歩を迫る』のは大統領の交渉テクニックの基本だ。
米韓FTA改定交渉では在韓米軍の削減も辞さないと脅しをかけたし、日本やEUに対しては乗用車への25%の輸入関税を梃に貿易交渉入りを受け入れさせた。

合意の期限で相手を追い込む場合も同じだ。NAFTA改定交渉では、カナダが期限内に譲歩しないならアメリカとメキシコだけで見切り発車すると圧力をかけた。アメリカ議会に対しても、近くNAFTAからの離脱を通知する。ブエノスアイレスでトランプ大統領も署名したUSMCA=改定NAFTAを6ヶ月以内に承認(事実上の批准)しないと、「合意なき離脱」の事態を招くぞ!と野党民主党をコーナーに追い込もうという作戦だ。
トランプ大統領が大阪のG20を欠席!という事態は、安倍総理は何が何でも避けなければならない。20ヶ国・地域の首脳が集う会議の議長役は、国際的な晴れ舞台だ。そこに同盟国首脳でシンゾー・ドナルドの片方が不在なんてことはあり得ない。日本の国内政治的にも大打撃だ。

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最終更新:12/4(火) 18:30
FNN PRIME

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