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乳児が衰弱死…育児担当の妻、実家に帰りゲーム 夫も妻いない間に出会い系「死後もゲームしていた」/地裁

12/4(火) 23:53配信

埼玉新聞

 埼玉県桶川市のマンションの一室で当時1歳の三男を衰弱死させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われた夫(25)と妻(25)の裁判員裁判の第2回公判が4日、さいたま地裁(田尻克巳裁判長)で開かれた。夫の被告人質問が行われ、夫は「妻と育児のことなどについて話し合ったりしなかったからこういう結果になったのだと思う」と述べた。

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 被告人質問によると、三男が生まれた後も、育児や家事は主に妻が担当。生後1カ月の頃から、夜間に妻がオンラインゲームをするために実家に行くことが多くなったという。夫も妻が家を空ける時間を利用して出会い系サイトや携帯ゲームなどを利用。「遊んでいて楽しかった。妻がいない方が都合が良いので(実家に行くのを)止めることはしなかった。三男の死後もゲームをしていた」と述べた。

 三男が痩せ始めた時期については、「亡くなる1カ月ぐらい前には確実に痩せていることに気付いたが、ミルクの量を増やしたり、病院に連れて行ったりはしなかった」と供述。十分なミルクを与えなかった理由を検察側に問われると沈黙した。

 法廷で読み上げられた供述調書によると、「三男は長男、次男に比べて一人では何もできないからうっとうしく感じていた」と供述していた夫。改めて三男の育児を負担に感じていたかを問われると「思ったことはない。上の2人の子と愛情に差はない」と述べた。

 起訴状などによると、夫婦は2017年9~10月ごろの間、三男の栄養状態が悪化しているのを認識したにもかかわらず、十分な食事を与えたり医療措置を受けさせることなく放置し、10月9日、自宅マンションで、三男を低栄養状態により死亡させたとされる。

最終更新:12/5(水) 1:45
埼玉新聞

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