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【Deep香港】ビッグ配当生む4連単 日本輸入近い!?

12/5(水) 6:00配信

スポニチアネックス

 知っていそうで意外に知らない香港競馬。その奥深い魅力をのぞき込む「Deep香港」を5回にわたって連載する。第1回は「熱気ムンムン!魅惑の馬券天国」だ。

 日本は世界的に見ても競馬熱が高いが、香港はそれ以上の熱気に包まれる。その象徴がバリエーション豊かな馬券(勝馬投票券)だ。JRAはWIN5を含め9種類。一方、香港は15種類。ファンは多彩な賭式を楽しむ。

 最もインパクトがあるのが4連単(カルテット、四重彩)。香港では日本のG1も発売。3冠牝馬アーモンドアイが世界レコードで勝った11月25日のジャパンC(2着キセキ、3着スワーヴリチャード)は日本では1→4→2番人気で3連単26・9倍だった。一方、香港は4着までが馬券の対象。5番人気シュヴァルグランを4着に塗るだけで4連単262・8倍。配当が10倍に!とはいえ、堅いレースばかりではない。例えば日本のストレイトガールが3着に入った14年香港スプリントの4連単は1万4663・4倍のビッグ配当。これを当てるのは至難の業だ。香港ジョッキークラブ(HKJC)関係者も「売り上げで多くを占めるのは単勝や馬連」と語る。香港のファンは“的中ファースト”だ。

 他には後半6競走の1着もしくは2着を当てる「シックスアップ(六環彩)」。単勝や複勝の的中した配当が次の選択したレースに自動投資される「オールアップ(過關)」、いわゆる「コロガシ馬券」だ。開催日で最も活躍した騎手(着順によるポイント制)を予想する「ジョッキーチャレンジ(騎師王)」も面白い。複数レースにまたがる馬券が豊富なのが日本と異なる点だ。

 馬券は日本同様にネットでも購入が可能。加えて100カ所以上の場外馬券売り場が香港の街中に点在する。昼下がりに湾仔(ワンチャイ)の売り場へ。競馬は開催していないが老若男女が長蛇の列をつくっていた。これはHKJCが宝くじやサッカーくじも併売しているから。ギャンブル熱が半端ない。馬券の種類が増えるのは必然だ。

 「(馬券事情は)日本の10年先を行く」とJRA関係者も認める。ビッグ配当を呼ぶ4連単が日本に“輸入”される日は近いのかも…。

 ▼JRAの馬券 単勝、複勝、枠連、馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単、WIN5。

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