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【阪神JF・東西記者徹底討論】大物感漂うタニノミッションか素質一番ダノンファンタジーか

12/5(水) 21:50配信

東スポWeb

【阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜=9日、阪神芝外1600メートル)東西記者徹底討論】フルゲート18頭に、出走予定馬は実に22頭。大盛況となった第70回阪神ジュベナイルフィリーズは、絞り込みが実に難解な一戦だ。「独創」荒井は変にヒネらず、前哨戦快勝馬に狙いを定める一方で、「馼王」西谷は抽選対象の中に勢力図を一気に覆す馬がいると主張。「持ってる男」は果たしてどちら!?

 西谷哲生(大スポ):今世代の牝馬、いや牡馬も含めて最上位の存在グランアレグリアが次週の朝日杯FSへ。だいぶ楽しみが減りましたよね。

 荒井敏彦(東スポ):本題の前にさ、例年通り忘年会の打ち合わせしないの?「D(大スポ)―1グランプリ」出場に向けたやつ。

 西谷:残念ですが、今年をもってコンビは解散です。ボクはそのころ国外ですから。

 荒井:なんだと?

 西谷:だから香港国際競走の取材ですって。

 荒井:はあぁ?

 西谷:これが現実です。

 荒井:じゃあ、尺はチャンピオンズC的中(○▲◎)のオレ一人でいいわ。サヨウナラ。

 西谷:安心してください。ちゃんと置き土産はありますから。グランアレグリアがいなくても、素質馬は揃ってますけどね。それでも勝つのは◎タニノミッションです。

 荒井:陣営には悪いんだけど、オマエの◎が抽選突破への重しになってないか?

 西谷:失敬な。兄姉はワンペースで切れないイメージの馬が多いけど、父が替わって、この馬には切れ味がある。デビュー戦なんか全力で走ってなくて、ギアが入ったのはほんの一瞬だけ。しかも少し追い不足だったから当然、使っての上昇度も大きい。あとは抽選突破を祈るのみですよ。

 荒井:まあ、香港で半ベソかいてるのが目に浮かぶけどな。オレは素直に◎ダノンファンタジー。たとえグランアレグリアがこっちに出走しても本命は変わらなかった。

 西谷:またカタカナ騎手頼みですか。安易な発想だこと。とかいって、ボクも対抗にはしましたけど。

 荒井:欠点がない優等生の走りはいかにも阪神マイル向きだ。

 西谷:ただファンタジーS組は近年、結果が出てないんですよね。

 荒井:この馬に関して言えば1400メートルの流れを経験したことが大きい。レースのラスト2ハロンが11秒3―11秒4。通常なら完全な前残りラップなのに、余力十分の差し切りだったからな。ステップとしては理想的。最大のライバル不在なら、負けられないだろ。

 西谷:クロノジェネシスは1800メートルで2戦2勝。大物感がありますよね。紅一点のアイビーSはスローの決め手勝負。これもレースのラスト2ハロンが11秒0―11秒1と高速ラップを刻む中、スパッと切れたのだからバゴ産駒らしからぬ瞬発力。緩いペースしか経験していないのがどう出るかですが、ひと雨あれば印昇格も考えています。

 荒井:デイリー杯2歳Sはレースレベルは怪しいにしても、2着に粘ったメイショウショウブの立ち回りのうまさには驚いた。キングカメハメハの肌に、ダイワメジャーなら、いかにもパワー勝負向き。とにかく折り合いに不安がないのは大きいよな。で、次に評価するのがアルテミスSで豪快に差し切ったシェーングランツ…って、オマエ無印かよ。

 西谷:距離が延びてこその馬じゃないですか。あの位置では今回はさすがに届きませんよ。

 荒井:失敗したなあ~。こっちが本命だったか。稽古で速い時計こそ出してないが、気性面などを踏まえてのもの。在厩調整で雰囲気がえらく良くなっているんだな、これが。

 西谷:はいはい。アルテミスSの2着馬ビーチサンバは初めての長距離輸送でテンションが上がり気味でした。キャリア2戦目で強気に攻めてのあの内容は立派です。3頭登録の友道厩舎の中では、やっぱりこの馬でしょう。

 荒井:そのアルテミスSで11着と1番人気を裏切ったグレイシアは直線で窮屈になって、かわいそうな競馬だった。いい経験になったはずだよ。まあ、モマれない競馬が理想ではあるがな。

 西谷:プールヴィルの初戦(4着)は前が詰まって脚を余しただけ。馬体はまだ成長段階でも、1週前追いでは余力たっぷりに自己ベストをマークしました。目下の状態の良さに注目する手はありますよ。

 荒井:他にも2戦2勝のレッドアネモスとか、気になる馬は多い。最終追い切りを見た上で、どこまで印を回すか考えたいところだな。

最終更新:12/5(水) 21:50
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