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真昼の決闘!ロッテとの日本シリーズに大興奮のドラゴンズファン

2018/12/5(水) 6:01配信

CBCテレビ

ドラゴンズが20年ぶりに出場する日本シリーズが始まった。
名古屋での優勝パレードの余韻も覚めやらぬ中、舞台は本拠地・中日球場(現ナゴヤ球場)である。
当時、日本シリーズは、全試合デーゲームで行われた。相手はロッテオリオンズ。
愛知県出身の400勝投手・金田正一監督率いるパ・リーグの覇者だ。

興奮!職員室のテレビ観戦

中学3年生だった私たちは、正直言って、ほとんど授業どころではなかった。
15歳で初めて経験する地元球団が出場する日本シリーズ。地元の名古屋で開催される日本シリーズ。球場の歓声がかすかに聞こえてくるほどの近距離にある校舎で学ぶ我々中学生。興奮するなと言う方が無理だと言える。
しかし、この当時、教室にテレビはない。もちろんあったとしても、さすがに授業中に日本シリーズを観戦させてくれるほど理解がある先生もいなかった。授業の合い間の休み時間に向かう先は・・・学校で唯一テレビがある場所、それは職員室だった。
授業中は試合経過を知る術がない。放課(休み時間)を告げるチャイムが鳴ると共に、職員室へ向けて走る。友も走る。校舎は下駄箱が置かれた土間をはさんでつながっていたが、私の教室は2階、職員室は1階である。そして、職員室前の廊下に到着すると、すでに扉の前には山なりの人だかり。さすがに職員室は出入り自由とはいかないため、廊下からの観戦となる。扉だけだと覗き見する空間が足りないため、先生たちが廊下側の窓も開けてくださり、そこからも見ることができた。

勝負どころはモリミチ!

第1戦の先発は、シーズンに20勝を挙げた左腕・松本幸行投手。相変わらず試合のテンポが早い。いくらゲームが早く進むといっても、わずか10分間の休み時間では観戦する時間も限られている。チャイムの音と共に、私たちは教室へ戻り、6時限目の授業を受けた。
すべての授業が終われば、思う存分にテレビ観戦できる。大急ぎで家に帰ると、ドラゴンズはロッテにリードを許していた。
やはり20年ぶりの出場、シーズン激闘の疲れもあるのかと思った矢先の9回裏、竜のリードオフマン高木守道選手が、サヨナラ2ベースを打って、ドラゴンズは逆転勝ちをおさめたのだった。わずか3日前のペナントレース優勝の興奮が再び訪れたかのように、大騒ぎの中日球場、そして私。こんな試合を見せられると、明日からの授業は出席するべきかどうしようかと真剣に悩んだ。

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最終更新:2018/12/5(水) 6:01
CBCテレビ

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