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君岡鉄工、高性能鋼管杭「くい丸」の累計販売800万本突破

12/5(水) 6:03配信

鉄鋼新聞

 仮設資材の製造販売を手掛ける君岡鉄工(本社・栃木県宇都宮市、社長・君岡誠治氏)は、自社で開発した高性能鋼管杭「くい丸」の販売本数が累計で800万本を超えた。
 「くい丸」は絞り加工したプレめっき鋼管の先端部にS45C材、頭部に普通鋼(SS400)を溶接した密閉構造型鋼管杭。従来の単管杭と比べてサビに強く耐久性に優れているため、繰り返し使用することが可能。単管(足場管)の約2・5倍の支持力を持ち、アスファルトや鉄道バラストなどの難地盤にも強い。94年の販売開始以来、販売開始以来ユーザーから性能は高く評価されており、国土交通省が運営する新技術情報システム「NETIS」の事後評価実施済み技術にも登録されている。仮設リース業者向けなどで順調に出荷を伸ばしており、今年10月に累計800万本を達成した。
 君岡鉄工は16年3月、くい丸の最大需要地である関東・東北地方への拡販と生産増強のため、栃木県宇都宮市に製造工場を新設して奈良工場(奈良県奈良市)との2拠点体制に移行。本社も奈良市から同地に移転した。宇都宮工場は自動化・省人化を進めて生産効率を上げている。
 販売開始以後、母材に従来の2倍以上となる膜厚Z60相当(片面300グラム/1平方メートル)の溶融亜鉛めっき鋼管を採用した「厚めっき仕様」タイプや、くい丸にゴム製カバーを取り付けた安全性と耐久性に優れたゴムサインポール「五夢しるべ(カバータイプ)」など、付帯部材や付加価値製品を相次いで開発。ユーザーからのニーズを参考に「くい丸」の用途拡大にも注力していく。

最終更新:12/5(水) 6:03
鉄鋼新聞

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