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【LPGA新人戦 選手紹介】菅沼菜々「毎夜のパター練習は7年間欠かしていません」

2018/12/6(木) 7:54配信

ゴルフ情報ALBA.Net

12月6~7日の日程で開催される「LPGA新人戦 加賀電子カップ」。近年稀に見るスコアの伸ばし合いとなった2018年LPGAプロテストを突破した第90期生・21名が出場するが、それぞれの選手の個性を紹介する。

LPGA新人戦 加賀電子カップ LIVEPHOTO

今季プロテストでの高卒一発合格者は5名。そのなかのひとり、菅沼菜々(すがぬま・なな)は高校3年時の2017年「日本ジュニアゴルフ選手権競技」を制した“日本タイトルホルダー”だ。

初めてクラブを握っていたのはうろ覚えだが、5歳の頃だといい…「父が自分のクラブで振らせてみたら、当たったらしいんです」。6歳での初ラウンドのスコアは130台で、競技デビューは小学校3年時だった。

本人いわく「小学校から中学2年くらいまでは目立つような成績はまったくなかった。当時からいまの身長(158センチ)があったので、その頃は背が高いほうでしたが、飛距離が出なかった。なんか“細長かった”感じですね(笑)周りに比べても“無名”でした」というが、中学2年時から関東での大会で成績を残しはじめる。

東京都立川市出身で「昭和の森GCの練習場に通って、ラウンドは八王子CC、東松山CCでさせていただいていました」。加えて、片山晋呉の専属キャディを務め、女子のトッププロの指導もおこなってきた坂詰和久氏に、中学時代から師事し、腕を磨いた。高校は埼玉栄に進学。「日本ジュニア」では、高校1年時に9位タイ、高校2年時に13位タイ、そして高校3年時の2017年には初優勝。高校2年の冬に無気力症候群に陥り、クラブを握れない時期もあったが、乗り越えての勝利だった。

高校卒業後はプロテスト初年度へ向けて、練習に費やせる時間が増えたが「時間の使い方がわからなくて…ヒマになっちゃったなって。ラウンドは週3回くらい。もともと長い時間を練習する方ではなく、集中して終わらせるタイプだったので」。性格は周りから“変わっているね”といわれるらしく…「一日一緒にいると“頭のネジが抜けている”とも言われます。AB型だからですかね?いい意味で鈍感なんです。プレー中もミスしてもあまり気にしませんし、自然と考えなくなる」というだけに、テスト前でも緊張しないと思っていたが、1次・2次予選を突破し、迎えた最終ではさすがに…「死にそうでした(笑)みんな、そんなにハイスコアが出るんだ!って。20人という狭き門。1打1打に命がかかっていますから」。それでも2日目以降は合格圏を外れずに安定したプレー。緊迫した場面でも自分の力を発揮できる“鈍感力”が効いたか。

ちなみに行動もマイペースで「誰かと練習ラウンドの約束をすることもしませんし、一緒に練習する、ということもない、一人のほうがいいですね。でも練習ラウンドでは、なるべく“上手い選手”と一緒に回りたい」。

得意クラブはパター。プロテスト合格直後に話を聞いた際には“10mでも入る自信があるんですよ。パッティングは本当に自信があるので、長めのパーパットでも“無理だ”と思わないで欲しい”と語っていたが、小学校6年時から毎夜のパター練習の日課で欠かしていない。「ここ7年くらいは必ず寝る前にやっています。パターマットや器具を使って10分間集中。ボールをコロがすレールと、ストロークプレーンが把握できるものを使っています」と日々感覚を養っている。

憧れのプロは高校の先輩・渡邉彩香。自身とプレースタイルは異なるが、「背が高くて、スラっとしていてかっこいい。“アスリート・プロゴルファー”っていう印象がありつつ、すごくやさしいんです、笑顔も素敵で尊敬しています」。

話を聞いたのはプロデビュー戦となった「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」。目標を聞くと「…そうか、もうローアマは関係ないんですよね(笑)笑顔を絶やさずに頑張るので、応援よろしくお願いします」と初々しい回答。続けて将来の目標を聞くと「賞金女王です!それだけ稼ぎたい!という意味で。いつか欲しいと思っている車があって…あ!でも置く場所がないので、まずおうちが必要ですかね??」。やっぱり少し変わっているかもしれないが、賞金女王を狙うなら、他人とは違う要素も必要だ。

菅沼菜々プロフィール
〇2000年2月10日生まれ
〇出身地:東京都立川市
〇身長158センチ
〇血液型:AB型
〇ゴルフ歴:6歳~
〇趣味:ライブ鑑賞

(撮影:村上航)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:2018/12/6(木) 7:54
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