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【LPGA新人戦 選手紹介】イ・ジヨン「同じ仕事をする選手たちは全員尊敬…私も個性やスタイルを持った選手になりたい」

2018/12/6(木) 12:50配信

ゴルフ情報ALBA.Net

12月6~7日の日程で開催される「LPGA新人戦 加賀電子カップ」。近年稀に見るスコアの伸ばし合いとなった2018年LPGAプロテストを突破した第90期生・21名が出場するが、それぞれの選手の個性を紹介する。

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かねて日本ツアー参戦を願っていたイ・ジヨン(韓国)にとっては、今回のプロテスト合格は数年越しの思いが詰まったものだった。

3歳の頃から日本に住んでいた経験があり、小学校にも入学。その後、韓国に戻ったが、12歳でオーストラリアへ留学した。ゴルフを始めたのは、この留学の少し前からで「年の離れた二人の兄がやっていましたが、兵役のタイミングでやめていた。その時私が小学6年生でしたが、父から“やってみないか”と言われて…」というのがきっかけだ。そして、高校は韓国に戻り、その頃プロゴルファーを意識しはじめた。

「もともとゴルフが好きで始めたわけではなく、韓国でのジュニア競技の経験は少なかったのですが“韓国のゴルファーは強い”というイメージは持っていたので、続けるなら“私もちゃんとしなければならない”と思うようになりました」

18歳となった2014年に韓国でプロとなったが、「父も日本のことを知っていて、“日本ツアーの環境が良い”という話が出た。それで挑戦してみよう!となりました」と、同年末のQTから日本ツアー挑戦が始まる。

だが「経験不足でしたね。ファースト、セカンドは突破できてもファイナルにいく力は足りなかった」。プロテストも1度受験するが、2次予選で敗退。2016年末のQTではセカンドで敗退となり、単年登録もできず、2017年は韓国で1年間経験を積んだ。

迎えた2017年の日本ツアーQT。「自分が成長している実感が少しずつでてきた。これならと思って、再挑戦をしました」と一念発起すると、サードで敗退したものの、自己最高のQTランク107位となり、翌年のステップ・アップ・ツアー出場権を獲得。2018年はステップ開幕戦から日本を主戦場にシーズンをスタートさせた。

2019年からQT制度が変更される(※2019年よりLPGA非会員は原則QT受験ができず)こともあり、目標としてきた日本ツアー参戦にはプロテスト合格は不可欠な状況だったが、今年の最終テストでは3日目に「66」をマークするなどして、トータル8アンダーで見事合格。「ホッとしましたね。(制度変更で)外国籍の選手にはプロテストも大事になる年だった。だからこそ受かりたい気持ちを強くもてたので」。日本のツアープロしてのスタートを切ることとなった。

2014年に日本ツアー参戦を決めてからは、「忘れていた(笑)」という日本語を勉強しなおし、いまでは「漢字は少し苦手ですが、ひらがな、カタカナは大丈夫」と、流ちょうな言葉づかいでコミュニケーションはまったく問題なし。加えて、留学経験から英語も話すことができ、母国語を含めて3カ国語を操る。

趣味を聞くと「“作ること”が好きです。料理とか…意外に女性らしい趣味ですね(笑)。なかなか時間がありませんが、ストレスが溜まったときに、何も考えず、作ることに集中すれば発散されますから」。

また“言葉遊び”が得意だといい、「タイトル(お題)をもらって、その言葉に合わせて、字や文章を作ることは、小さい頃から得意で賞をもらったこともあります。(日本でいう俳句のような?)そうですね」。何かに没頭し、表現方法を模索する…そんな性質がジヨンの個性なのかもしれない。

目標とするプレーヤー像は“自分の色、個性を持っている選手”だ。

「プロゴルファーは、どの国の出身かは関係なく、それぞれに自分のスタイルや個性があるものだと思いますし、私はそれぞれを尊敬したいと思っている。同じ仕事をしていて、大変さもわかっている。誰か一人ではなく、全員にリスペクトを持っていたい」

プロ仲間と互いに尊敬されるプロとなり、長く活躍できるプレーヤーを目指していく。

イ・ジヨン
〇1996年3月16日生まれ
〇出身地:韓国金海市
〇身長156センチ、体重56kg
〇血液型:A型
〇ゴルフ歴:12歳~
〇趣味:読書

(撮影:ALBA)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:2018/12/6(木) 12:50
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