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宇部・あすとぴあにスイーツ店「マジマジ」 地元青果卸が出店  /山口

12/6(木) 18:20配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 宇部市あすとぴあに11月22日、スイーツ店「MajiMaji(マジマジ)」(TEL 0836-43-9959)がオープンした。(山口宇部経済新聞)

「マジマジ」が提供する旬のフルーツを使ったジェラート

 青果仲卸業「まるよし青果」(宇部市西平原4)が開いた同店。仲卸店の特質を生かし、品質には問題ないものの傷などが原因で廃棄されてしまう果物を安く仕入れて、ジェラートやロールケーキなどに加工し、旬の果物をふんだんに使ったスイーツを提供する。

 久保千枝社長は「廃棄処分する際にかかるコストも削減できる。加工する果物は加熱せずに消毒し、栄養価や風味を壊さない独自の殺菌法にこだわっている。スイーツに加工することで、旬の果物により親しみを持ってもらいたい」と話す。

 店内のショーケースには、ケーキやジェラートとともに新鮮な果物も並ぶ青果店ならではのディスプレー。「ケーキ屋というよりフルーツ屋だと思ってほしい」と久保社長。店内には28席のカフェスペースも設け、ゆったりとくつろぎながらスイーツを味わうことができるようにした。

 ケーキ類は、「いちごのロールケーキ」(250円)や「ガトーショコラ」(280円)など約10種類。ジェラート(カップダブル380円)は、ラ・フランス、マンゴーなど旬に応じて約10種類を用意する。

 オープンからおよそ2週間がたち、地元あすとぴあの住民を中心に、幅広い年代が足を運んでいるという。「素材の味が活きている」と好評だ。

 父の代から続く青果店を受け継いだ久保社長。果物がメインのスイーツ店にしたのは、子どもたちの「果物離れ」を防ぎ、生産者の苦労が報われるようにとの思いから。「『本当の果物』の味を、おいしくリーズナブルに楽しんでほしい」と話す。「ケーキのプロ」ではないが、「フルーツのプロ」だからこそできる店づくりをテーマに従業員らと日夜研究しているという。

 地元に根差した店を目指し、今月中旬頃からランチメニュー(パスタ、ピザ、サラダ、スープ、デザートのセットで980円)を提供予定で、テイクアウトメニューも試作中。久保社長は「地域の人の要望を反映させていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~18時30分。水曜定休。

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