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「たけのこの里」が急成長?“パロディお菓子”に反響、制作する美術の先生が明かすモノ作りの楽しさ

12/6(木) 6:30配信

オリコン

 「きのこの山」、「たけのこの里」といった人気のお菓子を分解・改造、「えのきの山」や「えりんぎの丘」として制作した“パロディお菓子”がネットで話題になっている。お菓子の商品コンセプトからパッケージに至るまで、何も言われなければ「こんな新製品が出たんだ!?」と思い込んでしまうほどのクオリティの高さ。中学校の美術の先生が、ただの趣味で作ったということでもバズっているのだが、制作者である橋村政海さんに話を聞いた。

【写真】「たきのこの山里」「えのきの山」「なまこの海」… 新製品続々!? “パロディお菓子”作品集

■制作にかかる時間は20~30時間、魅力は「食品サンプルのような造形的な面白さ」

――「パロディお菓子」がネットでバズった感想をお聞かせください。

「SNSの拡散力のスゴさには、ただただ驚いています。閲覧数何百万回とか聞いても、まったくイメージできません(笑)。イメージできないほどたくさんの方に自分の作品を見てもらえて、とっても嬉しくて幸せです」

――バズってからの生活に変化はありましたか?

「バズってからは、作品の制作時間がかなり増えました。作ったものが誰かに見てもらえるって、ものすごくモチベーションが上がりますね。呑みながら制作をすることもあるので、酒量も増えました(笑)」

――作ろうと思ったきっかけは何ですか?

「漫画やイラストを描くことを長年やってきて、描き溜めた作品や新作を載せようと5年前にブログを始めました。2カ月過ぎたころ、ふと『きのこ山って、どの種類のきのこなんだろう?えのきだけだったら面白いなぁ』と思い、絵に描くより本物があるように作るほうが絶対面白いと思って、『えのきの山』をネットにUPしました。好意的なツイートなどの反応が嬉しく、次々と作っていくうちに今のようなことになりました」

――どういうところに「パロディお菓子」の魅力を感じますか?

「身近でわかりやすく、単純に笑えるところや、食品サンプルのような造形的な面白さ、見た人の反応を想像しながら、アイデアを具現化していく楽しさです」

――今までに制作した「パロディお菓子」は何点くらいありますか?

「お菓子は50種類くらいで、ランチパックやソーセージ彫刻などの食品も含めると60種類くらいです」

――パッケージも面白いですが、パロディのアイデアはどこから?

「パロディに限らず、面白いことをいつも考えているので、車の運転中や入浴中などにひらめくことが多いです。スーパーやコンビニのお菓子売り場をうろちょろし、実物のお菓子を見ることでひらめくこともあります」

――制作にかかる時間は?

「作品にもよりますが、アイデアが決まれば20~30時間くらいでしょうか」

――「食べられる作品」と「食べられない作品」どちらが多いですか?

「食べられるものは初めのころの数点で、ほとんどは粘土などの食べられないものか、PCで合成したものです。最初は食べられることも面白さのひとつにしていたのですが、作品を展示をすることが増えて、粘土で作ることが多くなりました」

――「食べられる作品」として制作する場合とそうでない場合の違いは何ですか?

「『たけのこの里ジャンボ』など、本物を使うことでよりバカバカしくなるようなものは、食べられる食材を使います。逆にフェイクスイーツのように、『これ、ホントに粘土でできてるの?』っていう面白さがあるものや、アイデアを具現化するのに適当なお菓子や食材がない場合は、粘土で作ります」

――「食べられる作品」は制作後、どうしているのでしょうか?

「写真撮影後に、必ずおいしくいただきます。ただひとつ『進撃のソーセー人』だけは、調理しようと冷蔵庫に入れたまま忘れていて、すごい迫力のソーセー人に生まれ変わりました(笑)。今も冷蔵庫で眠っています」

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最終更新:12/8(土) 17:25
オリコン

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