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【仮面ライダー龍騎】し烈なライダーバトルの一方で「ゆとり教育」がスタート

12/6(木) 13:00配信

オリコン

 「平成」の元号では最終作となる『仮面ライダージオウ』まで、平成仮面ライダーシリーズとともに時代を振り返る。第3作は、平成14年=2002年2月3日から全50回放送(~03年1月19日)された『仮面ライダー龍騎(りゅうき)』。己の願いをかなえるため、最後の一人になるために闘う13人の仮面ライダーのバトルロイヤルが描かれ、「仮面ライダーは正義のヒーロー」という図式を自ら壊した画期的な作品だった。放送中に劇場版で物語の結末を先に描くという、センセーショナルな仕掛けも話題を呼んだ。

【動画】『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』本予告

 主人公は、相次ぐ失踪事件を取材していた見習い記者・城戸真司(須賀貴匡)。ある失踪者の部屋を調べていると、異世界に吸い込まれてしまう。そこは、全てが左右反転した鏡の中の世界「ミラーワールド」。ここにやってきた人たちは、ミラーモンスターと呼ばれる怪人・怪物と契約して仮面ライダーとなり、生き残れば願いがかなう、仮面ライダー同士の過酷なバトルを繰り広げられていた。真司は、龍のドラグレッダーと契約し、仮面ライダー龍騎となって、ライダーバトルを止めようとする。

 そんな真司を待ち受けていたのは、仮面ライダーナイトに変身する秋山蓮(松田悟志)をはじめとする他のライダーたちとの出会いや仲間の死、そしてバトルに仕組まれた悲しき真実であった。ミラーワールドにつれてこられた人々は誰かのためではなく、自分のために戦い、さらには単に「イライラする」という理由で暴虐の限りを尽くす「悪のライダー」も。熾烈なライダーバトルの中で、真司たちはそれぞれの願いを胸に命を散らしていく。

 前年の平成13年(01年)9月11日に起きた米国での同時多発テロという現実が、番組の構想にも影響を与え、「正義とは何か?」という普遍的なテーマが、各人の理念や願望をかけた13人のライダーバトルというかたちで語られた。

 9・11後の平成14年(02年)、世界では1月よりEU加盟12ヶ国でユーロ通貨の流通が開始。日本では4月より学習指導要領改訂によって「ゆとり教育」がスタート。テレビでは、日本テレビ『行列のできる法律相談所』がレギュラー化。世の中の雑学を紹介するフジテレビ『トリビアの泉』もスタートし、「へぇ」は流行語になり、翌年「へぇボタン」を模した玩具も発売されて人気に。多摩川に現れたアザラシの「タマちゃん」という人気者も現れた。

 サッカー日韓ワールドカップが開催され、カメルーン代表チームのキャンプ地に選ばれた大分県日田郡中津江村が話題に。カメルーン代表チームが予定日に到着せず、各地で足止めを食らっているグズグズぶりを連日ワイドショーが取り上げた。5日遅れで到着したチームを歓迎する中津江村の人々のあたたかさも共感を誘った。

■平成仮面ライダー20作品記念公式サイト
https://www.kamen-rider-official.com/

最終更新:12/8(土) 21:55
オリコン

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