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誤解凍の血液製剤を再凍結、技師を懲戒解雇 奈良

12/6(木) 19:19配信

産経新聞

 凍結保存された血液製剤を誤って解凍し、ミスを隠すために廃棄せず再凍結したとして、奈良県立病院機構は6日、県総合医療センター(奈良市)の20代の男性技師を懲戒解雇にしたと発表した。処分は11月30日付。

 同機構によると、男性技師は8月21日早朝、凍結保存された血液製剤2袋を別の患者に投与する分と間違えて解凍し、そのミスを隠すために再凍結したという。同日朝の定期的なチェックの過程で、一部が融解していたため別の担当者が気付き発覚。患者に投与される前だったため、健康被害はなかった。再凍結すれば成分が劣化するといい、誤解凍したものは廃棄するルールになっている。

 男性技師は同機構の調査に対し、当初は関与を否定していたが、その後事実を認め、「仕事でミスが続いていたので隠したかった」と話したという。

 同機構は「患者を守るべき職員がこのような行為をしたことは誠に遺憾。規律保持に一層努める」としている。

最終更新:12/6(木) 19:19
産経新聞

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